FDAの新商品登場
2025-07-30 14:25:27

FDAが廃棄予定のエスケープスライドをアップサイクルした新商品を発表

革新的なアイデアが生まれた背景



フジドリームエアラインズ(FDA)は、静岡県静岡市に本社を構える航空会社です。株式会社FDAが手掛ける「アップサイクルプロジェクト」は、毎年注目を集めており、特に第4弾ではエスケープスライドを使った新商品が話題となっています。エスケープスライドとは、航空機が緊急着陸を行った際に乗客が脱出するための装置であり、これを廃棄する代わりに新たな価値を創出する試みは、環境問題への対応としても注目されています。

商品の特長と魅力



今回開発された商品のポイントは、エスケープスライドと航空機用ライフベストの生地を再利用し、それぞれの部品が持つ特異な性質を活かして作られている点です。すべてのアイテムは一品物で、使用している素材やデザインに微妙な違いがあります。そのため、購入者には一つだけの特別なアイテムが提供されることになります。

商品概要



商品の中でも特に注目されるのが、FDA×DOUBLELOOPの「エスケープスライドバッグ」です。こちらは、救命胴衣をまるごと使用し、存在感のある独特なデザインに仕上げられています。付属のタグやワッペンは、旅の雰囲気を演出し、持ち主の個性を際立たせることでしょう。販売価格は50,000円(税込)で、サイズは縦560mm×横460mm×奥行180mmの特大サイズ。

一方で、もう一つの製品「エスケープスライドポーチ」は、救命胴衣の特性を活かして作られたポーチです。こちらのポーチも飛行機の形をしたチャームが特徴で、価格は20,000円(税込)で、縦160mm×横250mm×奥行60mmと携帯しやすいサイズです。

CO-CREATIONでの新しい試み



製品開発には、バッグクリエイティブユニット「DOUBLELOOP」とのコラボレーションが実現しています。DOUBLELOOPは「毎日がJOURNEY」というコンセプトのもと、普段の日常に旅のワクワク感を持ち込むことを目指したブランドです。代表である山岸厚氏と太田敬子氏の手によって、デザインから製造、発送まで細心の注意を払って一貫して行われています。

DOUBLELOOPの特徴的な点は、使用されている素材に遊び心が込められているところです。たとえば、キルティング生地や空港のバーコードタグなどをデザインに取り入れることで、単なるバッグ以上の意味を持たせています。製造プロセスでは、通常のバッグ制作では見られない特殊な素材を扱うため、苦労も多かったといいます。特に巨大なエスケープスライドの取り扱いや細かなパーツを裁断することは一筋縄ではいかず、それが最終的にはユニークな商品に仕上がっています。

サステナブルな未来に向けて



FDAは今後も持続可能な社会の実現に向けて、このようなアップサイクル商品を通じた挑戦を続けていくと発表しています。2025年8月8日(金)18:00より、公式オンラインショップにて販売が開始される予定です。興味を持たれた方は、ぜひその販売をチェックしてみてはいかがでしょうか。

これらの製品は、単に便利なアイテムであるだけでなく、環境への配慮と旅行の楽しさが融合したものです。個別のアイテムにはそれぞれストーリーがあり、購入することでそのストーリーの一部を持ち帰る感覚が得られるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社フジドリームエアラインズ
住所
静岡県静岡市清水区入船町11-1
電話番号
0570-55-0489

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