「第1回高等教育DXアワード」の開催について
教育のデジタル化が進む現代、それに伴い様々な分野で“デジタル技術”や“電子書籍”が注目されています。このたび、一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)が主催する「第1回高等教育DXアワード」が全国規模で初めて開催されることとなりました。このアワードは、高等教育機関での講義におけるデジタル技術や電子書籍の活用を評価し、優れた実践例を選出することを目的としています。アワードのフィナリストはオンラインで発表され、受賞者には賞状と副賞が授与されます。
応募概要
応募の対象は、高等教育機関(大学や専門学校など)で講義を行う教員、または教員によるチームです。特に、デジタル技術や電子書籍を効果的に活用し、著作権保護にも配慮した優れた講義実践例が求められます。
参加条件
代表者を含むチームメンバーは、応募者の氏名、所属・役職、講義名、対象学年、受講人数、実践例の概要などを、9月30日までに碩学舎の応募エントリーサイトを通じて提出する必要があります。概要は500字以内で、教育DXを取り入れた講義の目的、方法、成果を明記してください。使用するテキストやその出版社についても記載が求められます。
審査基準
アワードの審査では、以下の基準が設けられています:
- - 独創性: 新しい視点や方法に基づいた講義法の導入
- - 教育効果: 学習成果の向上に関するエビデンス
- - 継続性: 今後も実施可能な体制が備わっていること
- - 汎用性: 他の教育場面での応用が見込まれる内容
- - 著作権保護: 著作物普及への貢献
スケジュール
- - 2025年9月30日: 応募エントリー締切(500字までの概要提出)
- - 2025年10月31日: 報告資料提出(PDF形式、最大10枚)
- - 2025年11月30日: ファイナリスト審査結果通知
- - 2026年1月12日: ファイナリスト報告会・授賞式(予定)
この報告会は対面及びオンラインで参加可能です。観覧希望の方は、12月初旬にお申し込み受付が開始されますので、事前に登録をお忘れなく。
審査委員会メンバー
審査は、教育界やビジネス界で著名な専門家で構成される委員会によって行われます。メンバーには、株式会社中央経済社ホールディングスの代表取締役社長や、大学の教授陣が名を連ねています。
観覧方法
観覧希望者には案内メールが送信されますので、興味のある方はぜひ登録フォームにご記入ください。なお、教員会員登録をされていない方は、この機会にぜひ登録をおすすめします。
高等教育のデジタル化を進める絶好のチャンスに、ご参加をお待ちしております。