埼玉県では、埼玉スタジアム2002における環境負荷低減を目指し、新たな取り組みとして「埼スタフードサイクルプロジェクト」をスタートさせました。このプロジェクトは、スタジアムから排出される食品ロスを有効活用し、循環型社会の実現を目指すものです。
浦和レッズと株式会社エコ計画との連携により、スタジアムで発生する食品ロスを肥料として活用し、その肥料で育てた野菜を収穫。さらに、浦和レッズが、収穫された野菜を使ったメニューを考案し、スタジアムグルメとして販売するという、まさに「食」のサイクルを生み出すプロジェクトです。
このプロジェクトの象徴的なイベントとして、三菱重工浦和レッズレディースの塩越柚歩選手が、プロジェクトで育てられた野菜の収穫に立ち会うことが決定しました。収穫された野菜は、スタジアムグルメとして販売される予定です。
さらに、浦和レッズと株式会社エコ計画は、このプロジェクトの取り組みについて、埼玉県知事への表敬訪問を実施。プロジェクトの詳細を報告し、今後の展開について協議を行う予定です。
この「埼スタフードサイクルプロジェクト」は、環境問題への意識を高め、持続可能な社会の実現に向けた取り組みとして注目を集めています。スタジアムを訪れる際には、ぜひこのプロジェクトで生まれた美味しいスタジアムグルメを味わってみてください。