しゅふ川柳2025
2025-04-01 11:54:17

主婦・主夫のリアルを詠む「しゅふ川柳2025」その傾向とテーマに迫る

「しゅふ川柳2025」応募傾向を読み解く



株式会社ビースタイルメディアが運営する「しゅふJOB」は、主婦・主夫が日常生活で直面する課題や感情を川柳として表現する「しゅふ川柳」を2023年から開催しています。2025年には、応募数が歴史的な4,525句に達するという盛況な結果が示されています。ここでは今年目立った応募傾向を振り返り、その背後にある社会的な影響を考察します。

1. 物価高騰への声


2023年から続く物価の上昇は、主婦・主夫にとって切実なテーマです。今年の応募作品の中でもっとも多かったのが、「野菜」や「米」の値上がりに関する嘆きでした。特に「野菜」に関連する句が約100件、そして「米」に関する作品は350件も寄せられました。さらに、4月からの酒類値上げを受け、25件の作品が酒類に関する題材で応募されました。これらの作品からは、年収の壁や家計に対する不安が反映されており、一部は自身の年収や生活水準への影響を川柳として表現しています。

たとえば、ある応募作品には「家計が苦しむ物価高、何を切り詰める」という旨が詠まれ、主婦たちがどれだけ家計をやりくりしているのかが伺えます。

2. 増加する「主夫」関連の作品


「しゅふ川柳」では、今年特に目立ったのが「主夫」に関する作品の増加です。昨年と比較しても増加しており、主に50代以上の男性からの応募が多かったことが特徴です。新しい家庭の形として定年後に主夫業に励む姿を詠んだ作品が多く見受けられます。一部の作品では、男性が家事を通じて新たな発見をし、意外にも自分に向いていると実感する様子や、初めての主夫業に戸惑う心情がユーモラスに描かれています。

こうした現象は、家庭内における男女の役割の変化も反映されています。最近では、夫が育児や家事に参加することで妻の不満が減少する傾向も見られており、社会の背景が大きく影響していると考えられます。

3. 「父の日」の存在感


「母の日」に比べ、「父の日」の存在が薄いという意見も多く寄せられました。川柳の中では父の日が軽んじられている様子や、家族からの扱いを嘆く声がユーモラスに表現されています。特に「もっと祝われたい」とアピールする父親の心情を描いた句が多く、家族とのコミュニケーションを促進する要素が見られます。

このように、応募された作品には「年収の壁」や「教育費の悩み」、「節約術」など多岐にわたるテーマが散見され、自らの生活に対する意識が如実に表れています。

結び



「しゅふ川柳2025」は、主婦や主夫が日常の様々な感情を五・七・五の形で表現する貴重な場となっています。今後も家庭や社会における役割の変化が進む中で、どのような新たなコメントが寄せられるのか、注目が集まるところです。





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