インド・ビハール州の洪水被災地域での家屋補強支援
NPO法人結び手(Musubi-Te Foundation)は、インドのビハール州において次の洪水の被害を防ぐため、家屋補強の支援を開始しました。この活動は、2025年に発生した複数回の洪水によって生活基盤が大きな影響を受けた地域において、特に脆弱な住居に住む人々の生活を守るための取り組みです。
洪水の影響と支援の背景
ビハール州では、モンスーン期の大雨による洪水が頻繁に発生し、特に2025年に起きた洪水では多くの家屋が倒壊し、家畜や農地にも甚大な被害が出ました。8月22日の洪水では川が氾濫し、多くの家や道路が破壊され、生活の土台が失われました。これにより、多くの人々が家を失い、日々の生計を立てる手段を失いました。
このような状況を受け、結び手は被災地での食糧支援を行い、少なくとも必要な栄養を提供する努力を重ねてきました。また、支援活動の中で、壊れやすい住宅に住む住民が将来的な被害の影響を受けやすいことを確認しました。緊急支援が終了した後も、現地との継続的な対話や調査に基づき、家屋補強が不可欠であるという結論に至りました。
家屋補強の重要性
これまでの支援を通じて明らかになったのは、持続可能な支援は単に被害後の救済だけでは不十分であるということです。特に土や簡易な素材でできた壊れやすい家に住む人々にとって、住宅補強は命と生活を守るための重要な施策です。昨年の洪水では、全壊してしまう住宅も多く、住民は次の被害に対する不安を抱えて生活しています。
支援の進め方
結び手では、地域にある素材を活用した家屋補強の方法を検討しています。具体的には、日本の伝統的な技術「竹小舞」を参考にしながら、現地で実現可能な補強方法を学んでいます。また、村の住民からも「みんなでやりたい」という意欲が示されており、住民自身が補強作業に参加することを目指しています。
しかし、実際の作業に取り掛かると、地域内での所有権やカーストによる制約があるため、資材の自由な使用が難しいことが判明しました。壊れやすい家に住む人々には、補強に必要な資材を購入する経済的余裕がないため、外部からの支援が不可欠となっています。
今後の計画
現在、村の住民からの聞き取りを行い、壊れやすい家に住む32名のリストを作成しています。危険度の高い家から順番に補強を進め、資金が整った段階で作業を開始します。この支援には、1件あたり約1.5万円の費用が見込まれています。結び手は、地域のニーズに基づいたこの取り組みを通じて、村の人々が自らの力で防災対策を講じられるようにサポートしていきます。
支援の呼びかけ
今回の家屋補強支援には多くの資金が必要です。寄付金は補強に必要な資材の購入費用に充てられます。今後の洪水防止のために、皆さまからのご支援を募ります。支援内容や方法については、公式ウェブサイトを参照してください。
代表のメッセージ
NPO法人結び手の代表、福岡洸太郎は、ビハール州の被災地域には毎年のように洪水が襲い、家や財産が失われ、多くの人が生活の基盤を脅かされています。私たちは、これまでの救済活動を通じて得た経験をもとに、今後も住民と協力しながら、持続可能な支援を行い、次の洪水に備える力を地域に育んでいきたいと考えています。どうぞご支援のほど、よろしくお願いいたします。
団体概要
- - 団体名:NPO法人結び手(Musubi-Te Foundation)
- - ミッション:外部環境が原因で努力できない人に機会を提供する
- - 代表理事:福岡洸太郎
- - ウェブサイト:musubite.org
お問い合わせ
NPO法人結び手(Musubi-Te Foundation)
広報/取材窓口:
[email protected]