AIエージェントの未来を切り拓くカンファレンス「AI Agent Day 2025 Summer」開催

国内最大級のAIエージェントカンファレンス「AI Agent Day 2025 Summer」

2025年の夏、AIエージェントに焦点を当てた国内最大級のカンファレンス「AI Agent Day 2025 Summer」が開催される。このイベントは、7月9日から11日までの3日間にわたり、多数の企業や機関の第一線で活躍する専門家たちが集結する。

主催者は一般社団法人AICX（AI Customer Experience）協会で、AIエージェントの社会実装を進め、顧客体験（CX）の変革を目指している。このカンファレンスでは、合計41名の登壇者が参加し、「事例」「組織」「未来」といった3つのテーマでAIエージェントの導入や実装、社会的意義について議論が展開される予定だ。

「AI Agent Day」は、AIエージェントを通じて生活や仕事にどのような変化をもたらすのかをテーマに、顧客体験（CX）や従業員体験（EX）を通じて多角的に探求するイベントである。特に重要なのは、「分断を超え、体験を変える」という共通テーマのもとで行われる点である。

カンファレンスの内容

このカンファレンスは、「AIエージェントの事例・組織・未来」を軸に、具体的な事例や運用知見、そして未来を見据えた技術や制度のロードマップを提供する。これにより、参加者は自社の意思決定に直結する実践的な情報を持ち帰ることができる。

具体的なプログラムとしては、初日の基調講演において、株式会社セールスフォース・ジャパンの三宮健太氏が「実例に学ぶ！顧客接点を任せられるAIエージェントのはじめかた」をテーマに講演し、続いてエヌビディアの井﨑武士氏がAIエージェントを支える技術の未来について語る。

また、日清食品の成田敏博氏が「食の未来を創る、日清食品のAI戦略」を紹介し、清水建設の古川慧氏は「AIエージェント主導の建設DX戦略」を発表するなど、多数の実績が考察される。

最終日には、ストックマーク株式会社の林逹氏が「AIエージェントで実現するアジャイル経営」をテーマに講演し、企業が持つべき「共創エージェント」についても議論される見込みだ。

参加方法

参加は事前登録制で、すでに4000名を超える申し込みが寄せられている。業界や立場を超えた多様な登壇者が揃い、最前線での知見を共有することで、参加者は新たな視点を得られる機会となる。すべてのセッションはYouTube Liveにて配信され、事後にアーカイブも公開されるため、遠方の方でも気軽に視聴可能だ。

興味のある方は、公式サイトから申し込みを行い、知識を深める絶好のチャンスを逃さないようにしよう。

公式サイト: AICX協会