岡山大学の探究支援
2025-08-15 02:46:27

岡山大学、生徒の主体的な探究学びを全力支援:笠岡高校での取り組み

岡山大学が笠岡高校の探究を支援する意義


国立大学法人岡山大学は、2025年7月15日に岡山県立笠岡高等学校で行われた「総合的な探究の時間」において、高校生の主体的な学びを支援しました。この取り組みには、野上保之学術研究院教授と岡山大学データサイエンス部(DS部)の学生4人が参加し、高校生に対し具体的な助言を行いました。

この支援活動は2023年から続いていますが、従来は教員による講演が主でした。しかし今回は学生が主体となり、高校生と一緒に探究活動を行う初の試みでした。DS部の学生は、高校生の疑問や計画の策定に寄り添い、情報収集や分析の手助けを行っています。このような支援を通じて、高校生の主体的な学びを強力に後押ししています。

西村校長のビジョン


笠岡高校に転任した西村校長は、将来的には「情報」教育の充実を目指しています。「総合的な探究の時間」では、高校生が問いを立てる力を養い、教科の学習とも相互に作用することを重視しています。彼はまた、AIや機械の活用と普段の学びで区別をつけ、人間ならではの思考力を育むことも強調しています。

多様な探究テーマ


イベント当日、高校生たちはさまざまな問いを挙げました。「SNSのアクセス制限をどう考えるか?」や「人間とAIの創作物の評価基準」など、多岐にわたるテーマに対し、DS部の学生たちは真摯に応じました。これらのテーマは、探究活動の中で生徒たちの思考を深め、実践的な学びを促進させています。

野上教授の見解


このプロジェクトをリードした野上教授は、「高校生の新しい発想に触れることができた。」と語り、教員と生徒の枠を超えた新しい価値を提供できることに意義を見出しています。これにより、高校生にとっても大学の学生たちからの意見やアイデアが大きな刺激となっているようです。

今後の展望


岡山大学は今後も、高校の教員や生徒のニーズに寄り添った支援を続けていく方針です。これにより、高校生の成長を促進するだけでなく、教職員の意識改革にもつながるとしています。地域中核・特色ある研究大学として、引き続き社会貢献を果たす取り組みが期待されています。 岡山大学の活動にぜひご注目ください。

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