CauchyE Asia、注目のデータ可用性層「Sunrise DA」を発表
モジュラーブロックチェーンの最前線を行くCauchyE Asia PTE. LTD.(シンガポール)が、Web3インフラのリーダーQuickNodeのために開発したデータ可用性層「Sunrise DA」が、開発者向け教育プラットフォーム「Builder's Guide」において「Top Data Availability Solutions」として取り上げられ、注目を集めています。この新技術は、現在のブロックチェーン技術において様々な問題を解決する革新的なアプローチを提供します。
QuickNodeとは
QuickNodeは、Web3アプリケーション開発のためのインフラプロバイダーとして、Fortune 500企業をはじめとする多数の開発者から信頼を寄せられています。MetaMaskやOpenSeaなどの有名企業との戦略的提携を築きながら、毎月数百億件のAPIリクエストを処理する実績があります。Sequoia CapitalやY Combinatorなどからの投資を受けるほか、20以上の主要なブロックチェーンネットワークをサポートしており、99.99%以上の稼働率を保ちながら、高度なセキュリティも実現しています。
Builder's Guideについて
QuickNodeが提供する「Builder's Guide」は、Web3開発者に向けた包括的教育プラットフォームです。これにより、スマートコントラクトやdApp開発に関するチュートリアル、各種ブロックチェーンの開発手法を学ぶことができ、あらゆるレベルの開発者が実践的なスキルを習得できます。
Sunrise DAとは
「Sunrise DA」は、画期的なデータ可用性層であり、ブロックチェーンのパフォーマンスやデータアクセスの向上を目指しています。Proof of LiquidityとオフチェーンBlobを利用したこの技術は、モジュラーブロックチェーンの新たな可能性を開きました。日本発のプロジェクトでありながら、世界中で高い評価を得ており、2024年7月のテストネット公開以降、ユーザー数は短期間で急増し、すでに20万人のアクティブユーザーを獲得しています。
Sunrise DAの主な特徴
- - オフチェーンBlobによるデータ可用性証明機構により、AIアプリケーションやブロックチェーンゲームなどの大規模データ処理が効率的に行えます。
- - Proof of Liquidityシステムでは、流動性提供者に対して価値を)創出する仕組みを設けており、持続的な経済活動を評価します。
- - DA Fee Abstractionにより、開発者は初期投資なしで機能を利用でき、流動性プールから得られるトークンで手数料を支払うことが可能です。
- - IBCのサポートで、異なるブロックチェーン間の安全な通信や資産移転が実現します。
- - スケーラビリティにも優れたモジュラー型ブロックチェーンで、開発者はインフラ管理を気にせずにアプリケーション開発に集中できます。
CauchyEの展望
CauchyEは、ブロックチェーンの未来を見据え、既存の金融システムにDeFiプロトコルを統合することや、ビッグデータを扱うソリューションの提供に取り組んでいます。 「MyLayer」と「OurLayer」といった独自のソリューションによって、企業のニーズに応じた適切なアプローチを提供することで、革新的な事業の構築を実現しています。
これからもCauchyEは、データ可用性ソリューションを通じて、より効率的かつ安全なブロックチェーン体験の提供を続けていくことでしょう。