ハチドリソーラーとジブンハウスの提携、0円で始める環境に優しい住宅づくり

ハチドリソーラーとジブンハウスの業務提携

2023年、ハチドリソーラー株式会社が、スマートカスタム住宅を提供するジブンハウスと業務提携を結びました。これにより、両社は多くの家庭に初期費用0円で太陽光パネルを提供し、環境に優しい住宅の普及を目指します。

業務提携の背景

地球温暖化の進行に対する対策が求められる中、日本政府は温室効果ガスの削減目標を掲げ、特に住宅における太陽光発電の導入を促進しています。2025年から東京都では新築住宅への太陽光発電設備の設置が義務化されるため、この流れに乗じて、両社は協力することとしました。

現在、日本の家庭からのCO2排出の多くが電気の使用に起因していることから、太陽光発電の導入は家庭でのCO2削減に有効です。しかし、実際には全国で太陽光発電を利用している世帯の割合はわずか6.3％に過ぎません。その原因として、初期費用が高額なことや、メンテナンスにかかるコスト、住宅デザインへの影響が指摘されています。

提供されるサービス

両社の連携により、ジブンハウスが提供するすべての住宅商品を通じて、ハチドリソーラーの太陽光発電サービスを選択可能になります。特に、以下のようなメリットが顧客に提供されます。

初期費用0円の実現

従来、太陽光パネルの設置には初期費用がかかるため、住宅ローンの借入額を圧迫していました。しかし、ハチドリソーラーのサービスを選ぶことで、太陽光発電設備の費用を気にすることなく住宅を購入可能です。

月額定額サービスの採用

全ての住宅商品で太陽光発電設備の導入が標準化され、月額定額サービスを選べることで、顧客は予算の把握がしやすくなります。これまでは希望者のみに提供されていたサービスが、より多くの人々に開かれることになります。

自然災害への保証

ハチドリソーラーは、自然災害によって損傷した場合の無償修理や補償を提供する独自の制度を持ち、安心を確保します。加えて、国産の太陽光パネルを使用し、長期的な保証を付与していることで、信頼性を高めています。

デザイン性の考慮

ジブンハウスの住宅は、太陽光パネルの設置を考慮しつつも、スタイリッシュなデザインを維持しています。屋根の形状や住宅設計に制限をかけることなく、太陽光発電を生活に取り入れることが可能です。

両社代表からのコメント

JIBUN HAUSの内堀社長は、「地球環境への配慮が求められる中、多くの人々が手軽に自然エネルギーを利用できるよう努めています」と語ります。一方、ハチドリソーラーの池田社長は、「このパートナーシップを通じて太陽光発電の普及を加速し、環境負荷の少ない社会を実現したい」と述べています。

この業務提携により、全国の住宅に対する太陽光発電の導入が進むことが期待されており、持続可能なライフスタイルの実現に向けた第一歩となるでしょう。今後も両社は協力し合い、環境問題への解決策を提供していく方針です。