ゼロボード、タイ工業団地での脱炭素化推進に向け業務提携
株式会社ゼロボード(以下、ゼロボード)は、タイの主要工業団地運営企業であるROJANA INDUSTRIAL PARK PUBLIC CO., LTD.(以下、ロジャナ社)と、脱炭素化支援に関する業務提携覚書(MOU)を発表しました。この提携により、両社はタイ国内の複数の工業団地におけるGHG(温室効果ガス)排出量の可視化と削減に向けた取り組みを強化していきます。
提携の背景と目的
最近、環境への配慮が企業経営においてますます重要視されています。タイ政府は「2050年カーボンニュートラル」及び「2065年ネットゼロ」という目標を掲げ、GHG排出量の透明性確保と開示義務化を進めています。この背景を受け、ゼロボードはロジャナ社と連携し、工業団地を単位とした排出量の可視化と削減スキームを構築することを目指しています。
本MOUでは、特にScope 3排出量(サプライチェーン全体の排出)に対応するため、ゼロボードのGHG可視化クラウドサービスが活用されます。これにより、入居企業の業務負荷を軽減し、実践的な脱炭素アクションの早期促進を図ります。
協業内容の詳細
今回の提携では、以下のような具体的な取り組みが行われる予定です:
1.
GHG可視化クラウドサービスの活用:ゼロボードのサービスとロジャナ社グループが持つGHG削減ソリューションを組み合わせた脱炭素経営支援スキームの構築。
2.
排出量算定・管理支援:Scope 1〜3及び製品単位の排出量の算定・管理・報告業務の支援を行うことで、企業の業務フローを効率化します。
3.
セミナーやワークショップの開催:入居企業向けの脱炭素支援セミナーやワークショップを共同で開催し、情報共有を促進します。
今後両社は、タイ国内における取り組みを段階的に拡大し、地域全体のカーボンニュートラル達成に向けた貢献度を高めていくことを目指しています。
ゼロボードの取り組み
ゼロボードは、GHGの排出量算定や開示までをサポートするソリューションを提供しています。国内外のサプライチェーンにおける排出量を可視化し、企業のニーズに応じたGHG削減ソリューションを提供することで、企業のサステナビリティ経営を支援しています。
また、毎月脱炭素経営に関する企業向けウェビナーを実施しており、最新の脱炭素動向や「Zeroboard」サービスの活用方法を紹介しています。興味のある方は、当社のウェブサイトより申し込みが可能です。
お問い合わせ
本提携やゼロボードのサービスについての詳細は、当社のホームページまたは以下の連絡先までお問い合わせください。
現在、持続可能な未来を実現するため、企業とともに成長していけるパートナーシップを構築していきたいと考えています。今後の取り組みにもご注目ください。