建設コンサルタント大手の日本振興株式会社が、2024年1月に設立した農業法人「日本振興アグリ株式会社」を通じて、関西国際空港に隣接する大阪府泉南郡田尻町に新たな体験型農園「Refarm YOSHIMI 370」の整備に着手しました。
約4,000平方メートルの耕作放棄地を活用したこの農園では、イチゴの収穫体験や地元産農産物を用いたスイーツ作り体験などを提供する予定です。将来的には、遠足などの団体利用にも対応し、農業の魅力を幅広い層に発信する場となることを目指しています。
「Refarm YOSHIMI 370」は、都市部の人々や訪日外国人が気軽にイチゴを中心とする農業や自然に触れ、食を楽しめる新たな場を提供します。南海本線「吉見ノ里駅」から徒歩10分というアクセス抜群の立地も魅力です。
農園では、収穫体験農園、直売所、農産物カフェを設置し、都市住民や訪日外国人に農や食を楽しむ場を提供します。また、規格外農作物を活用し、地元農家や飲食店と連携して新しい特産品を開発することで、農産物の高付加価値化を目指します。
さらに、高齢者や育児中の母親など地域住民を柔軟に雇用し、就労環境を整備するとともに、新規就農者の育成を推進することで、地域雇用の創出と人材育成にも貢献します。
「Refarm YOSHIMI 370」は、耕作放棄地の再生と地域農業の活性化に貢献する、日本振興株式会社の新たな挑戦です。