新たな和菓子体験を提供する「かすが餅cafe」
2025年8月1日、大阪市に「かすが餅cafe」がオープンしました。この和菓子カフェは、創業80年以上の歴史を誇るあびこ餅本舗が新たに展開する業態として、多くの注目を集めています。
伝統と革新の融合
「かすが餅cafe」は、店名が示す通り、初代が戦前に営んでいた和菓子店「春日餅」の精神を受け継いでおり、現代にふさわしい和スイーツを新たに提供しています。その看板商品は「大阪土産 元祖厄除饅頭」で、伝統的な和菓子に加え、カフェでしか味わえない革新的なメニューも取り揃えています。また、ペット同伴スペースもあり、幅広い客層が楽しめる環境が整っています。
建築設計とインテリアデザイン
この新しいカフェの設計を手掛けたのは、LUSTYdesign株式会社です。「空間にときめきを」をテーマにしたこのデザインオフィスは、世代や性別を問わず誰もが訪れやすい開放的な空間を作り出しました。外観とインテリアは、清潔感のあるホワイトを基調にし、日本茶を連想させるライトグリーンなどのアクセントカラーを用いることで、和菓子カフェの雰囲気を見事に演出しています。店舗のデザインについて、かすが餅café側も「和菓子のイメージを刷新する素晴らしい空間になった」と高く評価しています。
空間デザインへのこだわり
「かすが餅cafe」内部は、“余白”を意識した設計がされています。席数をむやみに増やさず、通路の抜け感や視線の流れを考慮することで、来店者がリラックスできる滞在体験を提供しています。このレイアウトにより、混雑感が軽減され、ゆったりとした時間を楽しむことができます。
地域に根ざしたアイコン的存在
「かすが餅cafe」は、ただのカフェではなく、地域の文化や歴史を反映した“アイコン”になれるようにデザインされています。街に溶け込みながらも一際目を引く存在であるこのカフェは、今後の大阪市のランドマークとしての役割も果たすことでしょう。
LUSTYdesignの展望
LUSTYdesign株式会社は国内外でのデザイン事業を展開しており、今後もハワイでのプロジェクトや新たな業態の展開が期待されます。「かすが餅cafe」を皮切りに、さらに多彩な建築とインテリアデザインの創造が待たれます。技術や文化が変化する中で、伝統と革新を結びつけるその活動が科学やアートとの融合をもたらすことを期待したいと思います。
この「かすが餅cafe」でぜひ、和菓子と新しいカフェ体験を共に楽しんでください。