美の新たな発見をお届けする『Dancing Vegetables踊る野菜』
株式会社世界文化社から、12月4日(木)に新しい書籍『Dancing Vegetables踊る野菜』が発売されます。この本は、著者である群馬直美が17年間にわたって描き上げた、原寸大の野菜の細密画とエッセイが収められた一冊です。彼女の作品は、肌理細やかに描かれた毛や土の粒、さらには微細な傷跡までリアルに表現されており、まるで目の前に本物の野菜が存在するかのような錯覚を覚えます。
野菜の小宇宙
この画集に掲載されている野菜たちは、まさに生きているかのように躍動感にあふれています。特に「練馬大根」や「奥多摩わさび」、「ズッキーニ」などの作品では、それぞれの野菜が持つ独特の美しさが引き立てられています。著者は、日常の中で身近に存在する野菜の美を発見し、それをより多くの人に伝えることを目的に活動しています。
「人と自然によって育まれる野菜の美を探求する」というテーマのもと、群馬は見る者に日常の中での小さな幸せや、新たな力を見出すきっかけを提供しています。彼女の作品は、単なる静止した絵ではなく、見るほどにその中に専用の小宇宙が広がっているかのようです。
最新技術で実現した細密画
群馬直美が使うテンペラ技法による細密な描写は、彼女の作品に独自の深みを与えています。1991年にこの技法を学んで以来、彼女は原寸での描写を確立し、見る者がその美しさを感じられるように工夫を重ねてきました。また、彼女のエッセイ部分では、日本語と英語が併記されており、広く国際的な読者にもその魅力を伝えています。
魅力的な受賞歴
群馬の作品は、2019年に行われた英国王立園芸協会主催の「RHS ロンドン ボタニカルアート展」において、金賞および最高賞を受賞しています。この受賞作「神様の仕業 ── 下仁田ネギの一生」は、本書にも収録されており、観音開きの美しい形式で展開されています。これにより、よりリアルで迫力のある体験が提供されています。
著者の背景
群馬直美は、群馬県高崎市出身で、1982年に東京造形大学を卒業しました。彼女は、自身が慕ってきた葉っぱの美しさに触れ続け、現在も世田谷美術館で講師としてその魅力を伝えている人物です。彼女の著作には、他にも多くの作品があり、自然の美しさを描き続けています。
まとめ
『Dancing Vegetables踊る野菜』は、ただの画集ではなく、著者の思いやメッセージが詰まった貴重なエッセイ集でもあります。身近な野菜の美を再認識し、それを通じて日常生活を豊かにするヒントを得られることでしょう。
書籍情報
- - 発売日:2025年12月4日(木)
- - 定価:3,300円(税込)
- - 仕様:A4判、104ページ
- - 発行:株式会社世界文化社
この機会にぜひ、手に取ってみてはいかがでしょうか。