音声でうつリスク予測
2026-04-15 11:34:19

音声データからうつリスクを予測!新たなメンタルケアサービスの展開へ

職場のメンタルケアが変わる!音声解析によるうつリスク予測



背景


近年、うつ病をはじめとするメンタルヘルスの問題が深刻化しており、厚生労働省の「患者調査」によると、外来で治療を受けている気分障害患者数は156万6,000人に上ります。これは20年前と比べて2.3倍の増加を示しています。病院にかかる前に、心の不調を自己認識し、適切な対策をとることが求められています。

音声データの活用


言語技術の進化に伴い、音声感情解析を使用してメンタルヘルスをサポートする動きが加速度的に進んでいます。CENTRIC株式会社とその子会社ESジャパン株式会社は、産業医科大学との共同研究を通じて、日常業務中に収集した約2週間分の音声データから、1ヵ月先のうつ症状リスクを予測できることを確認しました。この予測は、学術誌『Journal of Occupational Health』に掲載された予測モデルに基づいています。

フィールドテストの結果


フィールドテストでは、69名のコールセンターオペレーターを対象に、音声データの解析精度を検証しました。その結果、約2週間のデータで98.1%の判定一致率を維持し、感度70.3%、特異度72.4%という良好な結果が得られました。また、リスクがあると判断されたオペレーターにグループ面談を行ったところ、状態悪化の抑制傾向が見られました。

サービス展開へ


これらの成果を基に、ESジャパンは2026年度に職場向けメンタルコンディションサービス「CEEu Mental」を展開することを計画しています。この新サービスは、年1回のストレスチェックではなく、日常的に音声を解析することで、メンタル状態の変化を早期に捉えることを目指しています。これにより、従業員の心理的健康を守るだけでなく、企業としてのコスト削減にも寄与することが期待されます。

結論


音声によるメンタルヘルスケアの可能性は非常に大きいといえます。声を通じて日常的に心理状態を把握し、メンタルヘルス面での支援を強化することで、より健全な職場環境を構築する一助となります。今後、さらなる研究とフィールドテストを重ねながら、実用化に向けて邁進していくでしょう。

会社情報

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CENTRIC株式会社
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