日本製品を世界へ広める新たな取り組み
株式会社フューチャーと日本国際インフルエンサー協会(JIIA)が手を組み、特に東南アジア市場への進出を目指した共同プロジェクトを開始しました。今回は、マレーシアの著名なライバーであり、卸売エージェントとして活躍する邱馨琳氏を日本に招待し、新たな視点からの実施が期待されています。
これまでの成果と今後の展望
フューチャーは、過去1年間にわたり邱氏と連携し、1,000以上の日本製品を東南アジアの消費者に届けることに成功しました。この経験を基に、今後は日本製品の選定や商品開発を行うための開発ラボ「SANCT.LAB」が設立される予定です。このラボでは、ライバーとのコラボレーションを通じて、商品をより魅力的に提案していきます。
商品の開発プロセスを可視化し、その誕生ストーリーや商品選定の過程を国内外に発信することで、ブランド価値の最大化を図る狙いがあります。これにより、現地市場のニーズに合わせた商品を迅速に提供することが可能となります。
JIIAの役割と影響
一方、JIIAは、国内外のインフルエンサーやライバーとの連携を強化し、日本製品の海外展開を支援する重要な役割を担っています。今回のプロジェクトでは、「日本製品 × インフルエンサー × オフライン」という新しいビジネスモデルを構築し、持続可能かつ実効性のある市場浸透を図ります。お互いの強みを生かした連携が期待されるのです。
フューチャーとJIIAのビジョン
株式会社フューチャーの代表取締役小柳みゆ氏は、「“Made in Japan”という品質を世界に届けることは、私たちの重要な使命です。商品開発から販促、体験型イベントを通じて、全方位的に支援します」とコメントしています。一方、JIIAの会長宍戸弘樹氏も、「今回の取り組みは、日本製品の魅力をダイレクトに消費者に届けるための革新的なモデルです」と語り、両者のビジョンの一致を強調しました。
邱馨琳氏の期待
邱馨琳氏(マレーシア KXL Trading M Sdn Bhd)は、「これまで多くの日本製品を東南アジアに届けてきた経験を活かし、今後はフューチャーとJIIAと協力して、現地での展示会やポップアップイベントを通じて“Made in Japan”の魅力を広めていきます」と意気込みを語りました。このプロジェクトは、単なる市場拡大にとどまらず、新たなビジネスの機会を創出することにも繋がるでしょう。
結論
フューチャーとJIIAによるこの共同プロジェクトは、日本製品の信頼性と魅力を世界に伝えるための大きな第一歩です。今後の展開や新たな取り組みに期待が寄せられる中、現地市場での成功を収めることで、日本製品のさらなる価値向上を実現することでしょう。