エクスプローラ IIIの引き渡しと進化する海の旅
2026年7月23日、イタリア・ジェノバのフィンカンティエリ・セストリ・ポネンテ造船所で、豪華旅客船である「エクスプローラ III」が正式に引き渡されました。この出来事は、MSCグループのラグジュアリー・ライフスタイル・ブランド「エクスプローラ ジャーニー」にとって、新たな成長の節目となります。これで、エクスプローラ ジャーニーの客船計画は全6隻のうちの3隻目が完成し、運航が開始されます。
「エクスプローラ III」は、エクスプローラ ジャーニーにとって初めてのLNG(液化天然ガス)対応の客船です。この先進的な設計は、ブランドの環境戦略を強化するための重要なステップであり、再生可能なバイオLNGや合成LNG燃料への移行も視野に入れています。また、ショアパワー接続機能を備えており、港での運航時の環境負荷を軽減することが可能です。
最新技術を搭載した快適な空間
全長を19.2メートル延長した「エクスプローラ III」は、エクスプローラ ジャーニーの客船の中でも最も広い居住空間を提供します。パブリックスペースやウェルネス施設が充実しており、プライバシーと快適性を追求した設計が施されています。新たに導入された3つのダイニングコンセプト、すなわち「ザ セラー by Explora Journeys」「ザ シェフズテーブル by Explora Journeys」「ショア クラブ on 11」では、五感を楽しませる美食体験が待っています。
さらに、デザインを担当した著名な建築家・デザイナーのパトリシア・ウルキオラが手掛けた二つのオーナーズレジデンス、オーシャンペントハウス、そして革新的な「オーシャン ウェルネス」が搭載され、スパやフィットネス施設が統合されています。これにより、ゲストの体験が一層向上し、エクスプローラ ジャーニーのブランド理念が表現されています。
式典と祝賀イベント
引き渡し式は、伝統に則った形式で行われました。MSCグループのピエルフランチェスコ・ヴァーゴエグゼクティブ・チェアマンや、エクスプローラ ジャーニーのアナ・ナッシュプレジデント、フィンカンティエリの役員、そしてイタリアの行政関係者が出席しました。式典の司会は、著名なテレビ司会者ロレッラ・クッカリーニが務め、エクスプローラの新たな挑戦を祝う場となりました。
式典では、ダンスグループ「アーバン・セオリー」によるパフォーマンスや、伝統の国旗交換式が行われ、海運における信頼性と技術への敬意が表されました。さらに、船長のセレナ・メラーニが登壇し、祝福の儀式が執り行われました。
プレリュード ジャーニーと未来
引き渡しの翌日、7月24日には特別な5泊の航海「プレリュード ジャーニー」が開始されます。この航海は新たに生まれ変わった客船を体験できる特別な機会で、フランスとイタリアのリビエラ沿岸を巡ります。参加者には、テニスプレーヤーでブランドアンバサダーのヤニック・シナーとの交流も待っています。
8月1日にはバルセロナで命名式が行われ、翌日の8月3日からは7泊の処女航海に出発します。この航海のルートは北方ルートを採用しており、寄港地での長い滞在時間を設けています。2027年には初めてのアラスカシーズンが予定されており、お客様は氷河や美しい自然を体感できる旅へと誘われます。
エクスプローラ ジャーニーは、新たな船の建造を進め、2050年には温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることを目指しています。その成長は、ラグジュアリーオーシャントラベルの新たな基準を確立し続けています。私たちの手で新たな海の旅の幕が開かれることを期待しましょう。
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