冬を守る提言
2024-10-08 23:21:27

アウトドアコミュニティが気候変動対策の政策を提言、冬を守るためのアクション開始

アウトドアコミュニティが立ち上がる



2024年10月8日、一般社団法人Protect Our Winters Japan(以下POW JAPAN)が、気候変動の影響を受けるアウトドアコミュニティとの連携を強化し、政策提言を行う新たな取り組み「VOICE from the OUTDOOR COMMUNITY」を発表しました。この活動は、「地球には冬が必要だ」というスローガンの下、スノーコミュニティから始められています。

気候変動とアウトドアコミュニティの連帯



近年、気候変動の進行は私たちの日常生活に多大な影響を及ぼしています。特に、冬のスポーツに情熱を注いでいるアウトドア愛好者たちにとって、その影響は深刻です。「雪が降らなくなる」のをただ待つことはできないという危機感から、POW JAPANは行動を起こしました。彼らは、スキー場やメーカー、アスリートから幅広く賛同を得た上で、提言書を発表することにしたのです。

1.5℃目標への呼応



世界各国が共通の目標として掲げる「1.5℃目標」。この目標は、地球の温暖化を産業革命前の水準に留めることを目指しています。POW JAPANは、110のスキー場や団体、318人のアスリートなどと連携し、日本の気候・エネルギー政策をこの目標に一致させるよう求めています。

日本の「第七次エネルギー基本計画」が今後策定される中で、POW JAPANはこの提言書を現場での声として届けることを目指しています。提言は自由民主党ウィンタースポーツ議連や、「山の日」議員連盟に対しても提出される予定です。

アクションの展開



今回の提言行動において、POW JAPANは気候変動による影響を市場へ伝えるため、印刷物やSNSを通じて広報活動を行います。「雪がなくなったら、全員負け」という強烈なメッセージが、新聞広告やポスターとして展開される予定です。信濃毎日新聞や北海道新聞などにもこのメッセージが掲出されることが決まっており、全国各地のアウトドアブランドも協力しています。

風評被害の払拭とサポート



気候変動が進む中、私たちは今すぐ行動する必要があります。賛同者たちも、「見て見ぬふりをすることはできない」「温暖化の影響は身近な問題」と認識しています。プロスノーボーダーの佐藤亜耶氏は、「未来を守るために必要な政策を実行してほしい」と訴えています。彼女の言葉は、気候変動による変化が日常生活や経済に及ぼす影響を象徴するものです。

PW JAPANの背景



POW JAPANは、アメリカで2007年に始まった『Protect Our Winters』という気候危機から「冬を守る」ことを目的としたムーブメントの一環です。日本では2019年から活動を本格化させ、スノーコミュニティの声を社会に届けるための取り組みを行っています。

私たちの未来は、自分たちの行動にかかっています。今この瞬間が、冬を守るために重要な岐路です。冬を愛するすべての人々が立ち上がり、未来を選択する時が来ています。


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会社情報

会社名
一般社団法人Protect Our Winters Japan
住所
長野県大町市平20022番
電話番号

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