OKIのCO2削減計画
2024-08-21 11:03:48

OKIエンジニアリング、試験評価サービスのCO2排出量をゼロにする計画を前倒しで実施

OKIエンジニアリングがCO2排出量をゼロにする新たな取り組み



OKIエンジニアリング(以下、OEG)は、試験評価サービスにおけるCO2排出量を2023年度末までに完全にゼロにすることを決定しました。この目標は、当初の計画よりも2年間早く実現することとなります。

再生可能エネルギーへの転換


OEGは、全事業拠点で使用する電力を再生可能エネルギーに切り替えることにより、試験評価サービスによって発生するCO2の排出をなくすことを目指しています。これにより、顧客のバリューチェーンにおけるCO2排出量の削減にも貢献します。

脱炭素のグローバルな展開


近年、企業の脱炭素化に向けた国際的な動きが盛んになっており、企業は自社だけでなくサプライヤーや製品の使用時にも関与する必要があります。OEGは2021年11月に、顧客からのCO2排出量に関する情報開示のリクエストに対応するため、「受託試験ごとのCO2排出量の情報を提供する開示サービス」を開始しました。

この新しい動きにより、OEGは2025年度を目標に全拠点の電力を再生可能エネルギーに順次切り替え、カーボンニュートラルを実現する「カーボンニュートラル・テストラボ」の計画も発表しています。

顧客ニーズの強まりを受けて


OEGは、CO2排出量に関する開示要求が増加していることを受けて、2023年度末までに全事業拠点の電力を再生可能エネルギーに切り替える計画を前倒ししました。この結果、試験評価サービスにおけるCO2排出量はゼロとなり、国際基準「GHGプロトコル」が定めるスコープ3カテゴリ1の排出量が削減されます。

次世代技術の開発


OEGは、次世代のパワー半導体や各種二次電池、EV・HVに搭載される機器の効率を高める技術に関わる試験評価サービスの開発も行っています。これにより、顧客のCO2削減を支援するとともに、電子部品や機器の信頼性向上を図ります。また、お客様の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に寄与する活動も行っていく方針です。

まとめと今後の展望


OEGの取り組みは、試験評価サービスの分野における環境保全の強化を意味しています。再生可能エネルギーへの移行とCO2排出量ゼロを達成することで、企業の持続可能性を高めるとともに、顧客のニーズにも応えられる体制を整えることを目指しています。これからの進展にも注目です。


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会社情報

会社名
沖電気工業株式会社
住所
東京都港区虎ノ門1-7-12
電話番号
03-3501-3111

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