乙川リバークリーンイベント:参加者と共に清掃活動を実施
2024年12月14日(土)、岡崎市乙川河川公園で行われた「おとがわリバークリーンイベント」。
この取り組みは一般社団法人海と日本プロジェクトin愛知県と八千代エンジニヤリング株式会社が共同で行うもので、地域の自然環境を守り、海洋ごみを減少させることを目的としています。
イベントの詳細と参加者の多様性
今年も約80名の参加者が集まり、清掃活動が行われました。「とにかく楽しむ!」というモットーのもと、地域の方々や中学生、地域の企業など、多種多様な人々が一丸となり清掃に取り組みました。また、参加者はごみの量を競ったり、大きなごみを見つけたりするテーマを設けることで、楽しみながら環境美化に貢献しました。
当日は川の水位が下がり、普段は拾えない川底のごみも取り除くことができました。参加者は河川敷を散策し、木や流れ着いた土嚢などを拾い上げました。ごみの分別作業では空き缶やペットボトル、さらには電化製品や自転車、車のタイヤなど、想像以上のごみが回収されました。
ごみの回収結果
今回の活動の結果、回収されたごみの量は衣類19個、ビン4個、ペットボトル11本、アルミ缶130缶、タイヤ6本、タバコ236本、電化製品12個と、昨年よりも全体のごみの量が減少しましたが、タバコの量は前年よりも161本増加していました。これは、引き続き改善が求められるポイントです。
このように、イベントの意義はただ清掃活動をするだけではなく、地域住民と連携した持続可能な環境美化を実現することにあります。今年も地域の方々と共に、より良い環境作りに向けた一歩を踏み出しました。
参加者からのポジティブな反響
参加者たちからは「川の中にこんなにごみがあるとは思っていなかった」、「タイヤなどの大きなごみを取り除けて良かった」、「きれいな川作りに貢献できたと感じた」といった体験談が寄せられました。寒い中での清掃活動でしたが、それぞれの思いが活動をより意義あるものにしました。
これからの展望
「おとがわリバークリーン」は2017年から続く取り組みで、これからも環境美化活動を通じて地域と協力し続ける意志が大切です。今後も引き続き川ごみのモニタリングやリアルな清掃活動に取り組み、住み良い環境の保全を目指して進んでいきます。これらの取り組みが地域社会に浸透し、海洋ごみ削減に貢献できることを期待しています。
団体概要
活動をサポートしている一般社団法人海と日本プロジェクトin愛知県は、愛知県を対象に様々な環境プロジェクトを推進しています。国民一人ひとりが対応すべき海洋ごみ問題についての意識を高め、今後も重要な活動を続けていくことでしょう。