昭光通商の新戦略
2025-06-04 09:26:49

昭光通商、環境への取り組み強化に向けた新たな一歩

昭光通商、環境への取り組み強化に向けた新たな一歩



昭光通商株式会社は、化学品や合成樹脂、金属・セラミックスなどの素材を扱う総合商社であり、このたび2025年度に新たにサステナビリティ委員会を設立しました。この委員会は、環境配慮型の商材を流通させる戦略の一環として組織され、社内でのサステナビリティへの意識を高めることを目的としています。

サステナビリティ委員会の目的



昨今、環境問題は私たちの生活に深く関わる重要なテーマとなっており、昭光通商もこの流れに沿った取り組みを強化しています。委員会は代表取締役社長を委員長に、営業本部や管理部門の責任者をメンバーにして構成されています。全社員が自分の問題としてサステナブルな活動を行うために、現場の声を反映する仕組みを作りを目指しています。

環境配慮型商材の流通推進



昭光通商が重視するのは、以下のような具体的なサステナブル商材です。

バニリン


樹木由来の香料「バニリン」は、主に食品の香料として使用されます。従来の原油から製造されるバニリンに比べて、製造時に二酸化炭素を90%も削減できるという特徴があります。独自の供給体制を築き、安定的に提供できるよう取り組んでいます。

生分解性プラスチック


環境負荷軽減のため、昭光通商は生分解性プラスチックの取扱いにも力を入れています。授業用マルチフィルムの自社開発・製造にも取り組んでおり、廃棄時の二酸化炭素排出削減に貢献しています。この取り組みは農業分野でも重要な役割を果たしています。

カーボンコート箔


特許を取得したこの箔は、電池の長寿命化やエネルギー効率の向上に寄与します。特に、リチウムイオン電池を使用した電気自動車での採用が進められており、次世代ビジネスの一環として注目されています。

健康経営の取り組み



昭光通商は地域貢献活動にも重きを置いており、「健康経営優良法人」として連続で認定されています。就労支援団体との連携を通して、地域社会とのつながりを大切にしながら、持続可能な成長を続けています。また、社員の健康を促進するため、労災ゼロを目指した取り組みも展開中です。

社員意識向上への取り組み



従業員の環境意識を高めるため、サステナビリティ委員会の活動を社内報に定期的に掲載し、透明性を持たせています。また、サステナビリティに関する活動が当たり前となるよう、継続的な教育と情報共有を行っています。

今後の展望



代表取締役社長の渡邉健太郎氏は、サステナビリティを意識した経営が重要であると語ります。「顧客と共に環境問題に取り組むことで、より大きなインパクトを創出したい」とする姿勢は、昭光通商が持続可能な未来に向けた道筋を示しています。今後も環境配慮型商材を通じて、社会に貢献していく方針を掲げています。

このように昭光通商は、ただの商社としての枠に留まらず、サステナビリティ経営を通じて社会全体にポジティブな影響を与える企業としての成長を目指しています。「環境への配慮」と「資源の有効活用」を念頭に、持続可能な未来を築くための活動をこれからも続けていくでしょう。


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会社情報

会社名
昭光通商株式会社
住所
東京都港区芝浦3-1-1田町ステーションタワーN31階
電話番号
03-4363-1001

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