Ahrefs TOKYO MEETUP 2025レポート
2025年5月22日、WeWorkリンクスクエア新宿で開催された「Ahrefs TOKYO MEETUP」に、世界へボカン株式会社の徳田祐希氏が参加しました。このイベントでは、業界のトッププロフェッショナルらが集結し、生成AIとSEOの未来について熱く語り合いました。
セッションの概要
イベントは、Ahrefs日本マーケティング統括のTAKA氏のウェルカムスピーチからスタート。その後、AhrefsのCMOであるTim氏が「AIはSEOにどのような影響を与えるのか?」というテーマで講演を行いました。参加者は、AIの進化がもたらすSEOの変化や、Ahrefsの効果的な活用法について多くの知見を得ることができました。
Tim氏の質問と答え
Tim氏のプレゼンテーションでは、長期的な視点でAIがどのようにSEO戦略を変えるのか、具体的に以下の3つの質問に答えました。
1.
AIによって検索トラフィックは消滅するのか?
答えは「いいえ」。AIの台頭により検索結果のクリック率が下がることが懸念されていますが、実際には2024年のGoogle検索は前年比20%の成長を示しています。Googleの検索シェアは依然として93.57%を占めており、これからも主力検索エンジンであり続けることが分かりました。
2.
AI Chatbotからどのようにトラフィックを獲得するか?
AI Overviewの登場により情報が検索結果内で完結してしまう懸念があります。しかし、Ahrefsの調査によれば、AI Overviewが表示されるのはわずか13%であり、主に情報収集型のクエリに限られています。そのため、単にクリックを期待するのではなく、AIに自社ブランドが言及されることが重要です。
3.
AIを活用してマーケティングの効果を10倍にする方法とは?
Ahrefsが実施した調査によると、AIをサポート役として活用するスタイルが主流です。完全なAI執筆はわずか2.5%であり、人間とAIのハイブリッド型が71.7%を占める結果となりました。従って、AIは補助ツールとして活用し、高品質なコンテンツ制作に寄与することが理想です。
参加者の意見と今後への示唆
セッション後半では、LANYの竹内氏とSEO研究チャンネルの平氏がLLMO(Large Language Model Optimization)時代に対する実践的な考えを共有しました。彼らは、今後のSEO施策が「信頼される」ことに重点を置くべきであり、トラフィック獲得よりもAIによるブランド認識が重要だと指摘しました。
参加者は、AIにブランドが言及されることでSEO効果が高まると認識し、新しいアプローチの必要性を強調しました。
世界へボカンのプラン
世界へボカンでは、越境ECや海外マーケティングの支援において、LLMOの概念を取り入れ、さらなるブランドの認識向上およびコンテンツ戦略の強化に努めます。AIの進化に伴い、信頼されるブランドへと成長することを目指します。
まとめ
Ahrefs社が開催したこのイベントは、生成AIやSEOの未来に対する新たな視点を提供する貴重な場となりました。今後も世界へボカンは、AI時代におけるSEOの知見を深め、関連情報を発信していきます。参加者や関係者の皆様に感謝し、次回以降のイベントへの期待を寄せています。
世界へボカン株式会社の概要
世界へボカン株式会社は、日本の魅力を海外に広めることをミッションに掲げ、越境ECやBtoBマーケティングに特化したサービスを提供しています。
設立は2014年、所在地は東京都豊島区。詳しくは
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