ゲシピ株式会社が成し遂げた資金調達の背景
最近、ゲームと教育の融合に注目が集まる中、メタバース教育スタートアップの
ゲシピ株式会社がシリーズBの1stラウンドを締結し、累計調達金額が5億円を超えました。この資金調達には、日本ベンチャーキャピタル株式会社をリードインベスターとして、多くの投資家が参加しました。その結果、同社の事業進展は更に加速することでしょう。
ゲシピの革新的なサービス
ゲシピは「eスポーツで一人ひとりの可能性がひろがる教育機会を」というミッションのもと、メタバース空間で教育コンテンツを提供しています。中でも「eスポーツ英会話®︎」と「リスキリングeスポーツ英会話®︎」は、新たな学習の場として人気を博しています。
特に「eスポーツ英会話®︎」は2020年のサービス開始以来、その会員数は急増し、受講回数も20万回を超えました。受講生の96%が継続して利用しており、12,000件を超える顧客レビューでは平均4.81点という高評価を獲得しています。
楽しみながら学べる環境
多くの受講生からは「楽しみながら学べる」というフィードバックが寄せられています。実際、受講前に「英語が嫌い」と回答した人が約30%に対し、受講後にはその割合がわずか2%に減少したというデータが注目されます。これは、eスポーツを活用した学習方法が英語の苦手意識を克服し、楽しさをもってスキルを向上させることを示しています。
新たな教育の可能性
ゲームやメタバースの特性を利用し、学びの体験を「夢中になれるもの」として捉え直すゲシピ。今後も新しい教育手法を模索し、さらなる発展を図ることが期待されます。
資金調達の目的と今後の展望
今回の資金調達は、
eスポーツ英会話®︎事業の拡大やメタバース教育の新たな価値創出に充てられます。具体的には、新商品の開発やAIを使ったレッスンの質の向上、その他のメタバース教育プログラムの開発が計画されています。
そして、持続的成長を実現するために必要な人材まで積極的に採用し、組織体制の強化にも取り組む意向です。また、上場に向けた準備も進められています。
投資家の期待
投資家たちもゲシピの成長に期待を寄せています。日本ベンチャーキャピタルの清水氏は、メタバースの活用が現実となっており、教育における活用例が増えていると評価し、eスポーツ英会話が教育変革の先駆者であることを確信しています。
XTech Venturesの安岡氏は、eスポーツ英会話が身近に広まり続けている状況に感慨深く思っており、ゲシピを支援し続けたいと語りました。Stocked Capitalの池森氏、Power Angelsの山本氏も共にゲシピの目指す新たな学習体験に期待を寄せています。
最後に
ゲシピ株式会社の代表取締役である真鍋氏は、コロナ禍における変化に適応した教育プログラムが受講者に好評を得ていることに感謝の意を示し、今後の成長とメタバース教育の広がりに邁進する意向を表明しました。これからも新たな学びの形を提供し、教育界に新しい風を吹き込んでくれることを期待しています。
【関連リンク】
公式サイト:
ゲシピ公式サイト
eスポーツ英会話:
サービス紹介動画
ゲシピ株式会社 企業概要
本社所在地:東京都中央区京橋3-6-18
設立:2018年1月
資本金:1億円
事業内容:eスポーツを活用したメタバース教育企業