地域活性化の起爆剤！香取市で高校生向け「カイシャの文化祭」開催

地域活性化に向けた取り組み：香取市の高校生向けイベント「カイシャの文化祭」

千葉県香取市では、若者の地域離れを食い止め、地域経済の活性化を図るため、高校生を対象とした画期的なイベント「カイシャの文化祭」を2024年2月18日(日)に開催します。少子高齢化が進む中、若い世代の定着は地域社会の持続可能性にとって極めて重要です。

イベントの背景

香取市では、20～24歳の人口流出が深刻な問題となっています。この現状を打破するため、市は地域企業と連携し、高校生に地元企業の魅力を伝える取り組みを強化しました。特に、地元企業が学生と交流する機会の不足や、地域学生の採用減少は大きな課題となっています。

そこで、市は株式会社さくら印刷と包括連携協定を締結。高校生に企業の魅力を伝えるイベントとして「カイシャの文化祭」を企画しました。このイベントは、単なる企業説明会ではなく、地域企業の活気や働く喜びを肌で感じてもらう機会を提供することを目的としています。

イベントの内容

「カイシャの文化祭」では、市内を中心に活躍する複数の企業が参加。各企業は、自社の事業内容や仕事の魅力、地域社会への貢献などを高校生に分かりやすく説明します。参加企業は、石井工業株式会社、株式会社NID・MI、社会福祉法人福祉楽団、株式会社恋する豚研究所、株式会社根本運送、株式会社芝山農園など多様な業種が揃っています。

イベントは、午前10時30分から午後5時まで、香取市佐原イ134－3にある「みんなの賑わい交流拠点コンパス」で開催されます。参加資格は特に設けられておらず、高校生はもちろん、中学生、大学生、保護者の方など、どなたでも自由に参加できます。飛び入り参加や途中参加も可能です。

イベントの目的と期待

このイベントの最大の目的は、高校生に地元企業への理解を深めてもらい、「地元で就職する」「地元に帰る」という選択肢を積極的に検討してもらうことです。企業のパンフレットだけでは伝わらない、社員の生き生きとした姿や職場の雰囲気を直接感じてもらうことで、地域への愛着を育み、将来の地域貢献へと繋げていくことを期待しています。

市担当者のコメントにもあるように、地元企業の多様性や魅力を高校生に伝えることは、彼らの進路選択における重要な情報となります。イベントを通して、地元企業と市民の交流を促進し、地域全体の活性化に繋げることを目指しています。

まとめ

「カイシャの文化祭」は、地域活性化に向けた、香取市の積極的な取り組みの一環です。このイベントが、多くの高校生にとって将来を考えるきっかけとなり、地域社会の活性化に貢献することが期待されます。

イベント詳細

名称: カイシャの文化祭
日時: 2024年2月18日(日) 午前10時30分～午後5時
場所: みんなの賑わい交流拠点コンパス（千葉県香取市佐原イ134－3）
主催: 香取市役所秘書広報課シティプロモーション推進室
* お問い合わせ: 0478－50－1204