都城市の土地管理
2025-08-06 11:54:00

都城市が最先端の土地情報管理プラットフォーム「Groundy」を導入

都城市が全国初導入!土地情報管理プラットフォーム「Groundy」



都城市が、株式会社Groundyが提供する土地情報管理プラットフォーム「Groundy(グランディ)」を、令和7年8月から全国に先駆けて本格的に導入しました。このプラットフォームは、法務局が提供する登記所備付地図データ(14条地図)を利用しており、高精度な地図によって土地の境界線を簡単に確認できる利便性を持っています。

Groundyの特徴


直感的な操作が可能


「Groundy」は、システム内に初めから境界線地図が3Dで表示されるため、専門的な知識を持たない初心者でも直感的に土地の地形や境界線を確認できます。また、同プラットフォームでは、「地番土地管理ツール」と「山林内での境界確認のDX化」を統合した、林業に役立つサービスを提供しています。この技術革新は、林業界はもちろん、農業や不動産、士業などの分野でも幅広い利用が期待されています。

土地管理の効率化


具体的には、地番境界線を確認する機能や、地図上に情報を記録できる「Groundy Drive」を通じて常に土地情報を管理・確認できます。同一アカウント内では各デバイスを連携して土地情報を共有でき、今後は他のアカウントとも情報の共有が可能になる予定です。これにより、土地の管理が一層便利になり、迅速な情報確認が可能となります。

林業が抱える課題


一方、林業には「山林所有者が自分の山林の所在地を把握できない」という深刻な課題があります。山林の境界確認は宅地に比べて物理的な境界が不明瞭であるため、確認に時間がかかります。また、高齢化が進むことで、現地確認が困難になり、結果的に山林の管理が疎かになっています。この問題が林業衰退の一因ともなっています。適切な伐採や植林が行われなければ、森林の価値は低下し、災害時の土砂崩れなどの危険性も増します。

都城市の現況


都城市では、総面積65,336haの中で森林面積が36,186ha(森林率55%)を占めています。そのうち国有林が18,777ha、民有林が17,409haです。民有林の人工林面積は13,147ha(人工林率76%)に達しており、特にスギを中心とした人工林は収穫時期を迎えています。このような環境下で、計画的な伐採と再造林を進めることは、将来の森林資源を確保するために不可欠です。

導入の効果


「Groundy」を導入することによって、現場で土地の位置や境界線を迅速に特定できるようになり、管理部門と現場での情報共有が容易になります。これにより、様々な潜在的な労力や経費が削減され、業務プロセスの効率化が実現できると考えられています。従来の方法では非常に多くの時間がかかっていた森林施業の促進にも寄与することでしょう。都城市の取り組みは、持続可能な森林管理の一歩となることが期待されています。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
宮崎県都城市
住所
宮崎県都城市姫城町6街区21号
電話番号
0986-23-2111

関連リンク

サードペディア百科事典: 宮崎県 都城市 Groundy 土地情報管理

Wiki3: 宮崎県 都城市 Groundy 土地情報管理

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。