世界最高峰のフラメンコ・バレエが待望の来日!
2024年11月、ついにスペイン国立バレエ団が6年ぶりに日本での公演を行います。芸術監督ルベン・オルモが指揮するこの公演は、11月20日から24日の4日間、東京文化会館で行われ、観客を魅了する数々の作品が披露されます。当日は、過去の名作と新たな挑戦が見事に融合したプログラムが用意されています。
情熱と迫力のフラメンコの世界
スペイン舞踊の真骨頂ともいえるフラメンコ。その情熱的な動き、優雅な衣装、そして観客を惹きつけるダイナミズムは、スペイン国立バレエ団の持ち味です。舞台上で見られる踊り手たちの熱気は、まるで観客を圧倒するかのよう。特に重厚なドレスをまとったダンサーたちの姿は、まさに「芸術」の名に相応しい存在感を示します。
今回の公演では、Aプログラム「世代を超えて」とBプログラム「祈り」という二つのプログラムが設けられています。全く異なるテーマ性を持ちながらも、スペイン舞踊の多様性とその魅力が存分に味わえます。特に、新旧の優れた振付が一堂に会するこの機会、ご期待ください。
プログラムの詳細
Aプログラム「世代を超えて」
- - リトモス(振付:アルベルト・ロルカ)
- - ハカランダ(振付:ルベン・オルモ、11/20,21夜)
- - パストレラ(振付:アントニオ・ルス、11/21昼)
- - ボレロ(振付:ホセ・グラネーロ)
- - グリート(振付:アントニオ・カナーレス)
このプログラムは、華やかで力強い群舞が特徴的で、スペイン舞踊の魅力が存分に発揮されます。特に『リトモス』の初演から40年を経た今、やはりその優雅さは色あせることがありません。一方、87年に初演された『ボレロ』では、圧倒的な生気を感じることでしょう。個々の作品が持つ特徴をしっかりと感じ取れる内容となっており、観客を享受させる自信があります。
Bプログラム「祈り」
- - インボカシオン・ボレーラ(振付:ルベン・オルモ)
- - ハウレーニャ(振付:ルベン・オルモ)
- - イベリア賛歌(振付:アントニオ・ナハーロ)
- - フラメンコ組曲(振付:複数の振付家)
こちらのプログラムは、フラメンコからスペイン舞踊への広がりを感じることができる内容になっています。古典舞踊への敬意が表現されつつ、新たな解釈が加わることで、21世紀のスペイン舞踊を体感できるでしょう。特に熟考された振付が施されており、観客に新たなインスピレーションを与えてくれます。
チケット情報
公演のチケットは、7月22日から最速先行予約がスタートし、一般販売は8月10日から行われます。価格は、S席18,000円、A席15,000円、B席12,000円など、段階的に設定されています。なお、未就学児童の入場は不可です。公式HPでの情報チェックをお忘れなく。
このスペイン国立バレエ団の公演は、ただの舞台ではなく、観客自身の心を揺さぶる貴重な体験となることでしょう。情熱、感動、そして新たな発見をお楽しみに!