高島市の新しい特産品！ほなみさん家の発酵ドレッシングが金賞受賞

高島市の新たな特産品「ほなみさん家の発酵ドレッシングゆず」

滋賀県高島市で新たに販路を広げる特産品、「ほなみさん家の発酵ドレッシングゆず」が、最近行われた「第9回高島ええものグランプリ」で見事に金賞を受賞しました。この商品は、2024年11月30日に株式会社ENONから発売されたもので、地元の食文化を取り入れた発酵食品の新たな成功例として注目されています。

開発の背景

地域経済の縮小が課題となっている高島市。特に朽木地域は高齢者の割合が急増しており、経済的な活性化が求められています。これを受けて代表の藤原穂波氏は、「地域の特産品を活かした加工場を設立して新たな雇用を生む」という志を抱き、発酵ドレッシングの開発に取り組みました。地域に賑わいを創出するという明確なビジョンを持つ藤原氏の取り組みが、この高賞受賞にまで至ったのです。

商品の魅力

「ほなみさん家の発酵ドレッシングゆず」は、発酵食品ならではの深い味わいが特徴で、地元産の原材料を使用しています。特筆すべきは、発酵のタイミングを機械任せにせず、藤原氏自身が毎日色や味、泡立ちを観察し、最適な時期で発酵を止めている点です。使用しているベースには高島市産の米酢や塩麹を選んでおり、地域資源の活用がなされています。このようなこだわりが、ドレッシングに深い味わいと風味をもたらしています。

今後の展望

ENONは今後、加工食品の製造・販売を拡大し、地域における雇用創出を目指しています。また、移住者や新たな関係人口の増加を後押しし、持続可能な地域づくりに貢献する意向を示しています。地元の特色を取り入れた商品の開発は、地域全体の賑わいを生む鍵になることでしょう。

商品情報

- 商品名: ほなみさん家の発酵ドレッシングゆず
- 内容量: 200ml
- 価格: 1800円（税込）
- 製造販売: 株式会社ENON

会社概要

株式会社ENONは、地域活性化を目指す企業で、代表の藤原穂波氏は元看護師であり、地域住民との関わりを大切にした活動をしています。2022年4月には創業を果たし、同年には国の登録文化財である「丸八百貨店」の指定管理者にも選ばれました。そこでカフェ営業や各種イベントを通じ、地域住民とのつながりを深めるための拠点を作り上げています。

この取り組みは、地域が抱えるさまざまな課題を解決する一助となることが期待されています。地域の活性化と経済の再生には地域特産品の発展が不可欠。その一翼を担う「ほなみさん家の発酵ドレッシング」は、今後も多くの人々に愛されることでしょう。

詳しい情報は、株式会社ENONのウェブサイトをご覧ください。公式サイト