保育園キートスが「こども誰でも通園制度」を導入し873名を受け入れ

千葉県内に10園の認可保育園を運営する株式会社ハイフライヤーズ（以下、ハイフライヤーズ）が2024年度より試行を開始した「こども誰でも通園制度」は、今や873名もの子どもを受け入れ、地域の子育て支援に貢献しています。これは、子ども・子育て支援法に基づく地域こども・子育て支援事業として、2025年度より正式に制度化される予定です。

制度の背景と目的

「こども誰でも通園制度」は、全ての子どもが良質な成育環境で育つことを支援することを目的としています。多様な働き方を持つ家庭に向けて、就労状況に問わず利用できる通園給付を新設しました。この制度では、月に一定時間まで通園可能であり、時間単位での利用が可能です。地域のニーズに応える形で、今回の制度創設が進められています。

具体的な利用方法と効用

利用対象は、生後6か月から満3歳まで。また、利用者は通園時間を月10時間まで、最低1時間から30分単位で選べることが特長です。利用希望者はリモートでの説明会や面談後、即日から利用可能となります。さらに、キートスが独自に開発した児童情報管理アプリ「きーとすのーと」を使い、保護者も安心して予約ができます。

実際に試行事業を通じて、122名の実利用者と873名の登録者が出ており、地域内での意見交換会を通じて運営の改善と情報共有が進められています。