マイナビ2027年卒大学生キャリア意向調査の結果
株式会社マイナビが2027年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した「大学生キャリア意向調査」の結果が発表されました。この調査では、大学生たちが入社後の働き方に関してどのような希望を持っているのかが浮き彫りになりました。
テレワークの希望
調査結果によると、71.5%の学生が週に1日以上のテレワークを希望していることがわかりました。しかし、実際には入社予定先において「すべて出社」が51.6%を占めており、理想と現実には明らかなギャップが存在しています。これに関連して、職場内でのコミュニケーションに関する意識も興味深い結果が出ました。
理想のコミュニケーション方法として、雑談や休憩中の会話については84.1%の学生が対面を希望しており、業務連絡に関しては65.6%がテキスト形式を選ぶ傾向が見受けられました。このことから、学生はテレワークを実施する場合でも、内容によってコミュニケーション方法を使い分けたいと考えているようです。
就職活動中の職業発見
次に、学生がやりたい仕事を見つけたタイミングについての調査結果も目を引きます。48.8%の学生が「就職活動中」に自分のやりたい仕事を発見したと回答しており、特に文系男子の割合が54.9%と最も高い結果となりました。自己分析や面接・選考が主なきっかけとなり、また大学での勉強や実習を通じて発見したケースも多く見られます。
活躍したいタイミング
さらに驚くべきは、約8割の学生が入社1~3年目までに活躍を開始したいと考えていることです。その中で「入社1年目」と回答した学生は、早く仕事を任されたい、早く出世したいといった理由を挙げています。このように、早期の活躍を目指す意欲が高まっていることが確認されました。
企業への期待
この調査結果を受けて、企業には学生たちの成長意欲や働き方の希望をしっかりと理解し、入社後の育成方針や勤務体系を明確に伝えることが求められます。学生は、職場でのコミュニケーションの取り方や理想とする働き方について考えており、企業がこれらに配慮することで、より良い職場環境を提供できると期待されます。
マイナビキャリアリサーチラボの研究員である石田力さんは、これらの結果から学生が求める条件を企業が真摯に受け止める必要があると述べています。企業が新卒採用を行う際に、こうした調査結果を参考にすることは非常に重要です。
調査概要
この調査は、2026年9月25日から9月30日までの期間に実施され、1,833名の学生から有効回答を得ています。調査対象は、2027年3月卒業予定の大学生・大学院生であり、文系男子、理系男子、文系女子、理系女子の各グループからの回答が含まれています。調査内容については、マイナビの公式サイトで詳しく公開されています。
この調査結果を受けて、今後の採用市場がどう変化していくのか、大きな関心を寄せる必要があるでしょう。