「TECHNO-FRONTIER 2025」の全貌
2025年7月23日から25日まで、東京ビッグサイトの西展示棟にて開催された「TECHNO-FRONTIER 2025」は、モータ技術を基盤とした要素技術や生産技術に焦点を当てた展示会です。主催は一般社団法人日本能率協会(JMA)で、エンジニアたちが集まり、モータ技術の進展や応用について活発に意見を交わしました。このイベントには、28,928名もの来場者が訪れ、多くの新たなビジネスチャンスが生まれました。
展示内容と出展企業
「TECHNO-FRONTIER 2025」には、442社が877ブースを出展し、電気自動車やロボット、ドローンなど、未来のテクノロジーを支えるモータ技術が紹介されました。特に注目されたのは、イベントの主催者企画である「人類の生活をより豊かで快適にする次世代スマート工場~BEYOND SMART FACTORY~」です。この企画では、今後の産業界に欠かせない「産業用データ連携」の重要性が強調され、多くの有名企業が最新のソリューションを展示しました。
産業データ連携と今後の技術
展示会期間中には、来場者が自身のビジネスデータを如何に活用できるかを学ぶため、熱心にブース担当者から説明を受けるシーンが印象的でした。特に、SAPジャパン、ダッソー・システムズ、シーメンスといった業界のリーダーたちが提供する情報は、高い関心を集まりました。展示会の魅力は、ただの製品紹介に留まらず、実際の活用事例を通して、データ活用の具体的なイメージを持たせる点にあります。
専門展示会とセミナー
今年の展示会は、13の専門展示会から成り立っており、それぞれが異なる技術領域に特化しています。「モータ技術展」や「電源システム展」など、現場の課題に直接関わる展示が多く見られました。これに加えて、92のセミナーも開催され、製造現場のスマート化や省エネ、脱炭素に関する最新の知見が提供されました。各会場は参加者の熱気で満ち溢れ、活発な情報交換が行われていました。
次回開催への期待
「TECHNO-FRONTIER」は、2026年に再度開催される予定で、次回は新たに「産業データ連携・デジタルツイン推進展」や「製造業の生成AI展」を設ける予定です。これにより、製造業におけるデータ活用の重要性をさらに深めることが期待されています。
次回の開催は2026年7月15日から17日まで、東京ビッグサイトで行われる予定です。出展受付は2025年8月中旬から開始されるため、今後の情報に注目が集まります。
お問い合わせ
「TECHNO-FRONTIER」についての詳細や参加に関する問い合わせは、一般社団法人日本能率協会の産業振興センター内TECHNO-FRONTIER事務局までご連絡ください。、、電話番号は03-3434-1988で、土日祝を除いた平日9:00から17:00の間受け付けています。公式サイト(
こちら)もぜひご参照ください。