ZETA株式会社(本社:東京都世田谷区)は、同社のハッシュタグ活用エンジン「ZETA HASHTAG」に関する4つ目の特許を正式に取得したと発表しました。この特許は、生成したハッシュタグをECサイト内の様々なページに挿入する機能に関するものであり、商品の説明やユーザー生成コンテンツ(UGC)から抽出したキーワードを基にしています。
この技術により、ECサイトにおけるユーザーと商品の接点を強化し、回遊率と購入率の向上が期待されます。特に、商品詳細ページや検索結果ページにハッシュタグを挿入することで、より多くの商品にアクセスできる機会が生まれます。
特許取得の発明の名称は、「ページ生成装置、ウェブページの生産方法、およびプログラム」であり、登録番号は第7637304号です。登録日は令和7年2月18日となっています。
今回の特許は、先に発表された「ハッシュタグ活用エンジン『ZETA HASHTAG』が新たに特許査定通知を取得」の内容とほぼ同様で、正式に取得が確定しました。これにより、ZETAが提供する「ZETA HASHTAG」が持つ技術的優位性がさらに強化されました。
今後、ハッシュタグを活用したイメージ検索は、SNSだけでなくECサイトのマーケティング戦略にも重要な要素として注目されています。検索性やSEOの改善に加え、顧客体験の向上やブランド価値の強化にもつながると考えられています。ZETAはUGCデータに目を向け、顧客の自然な表現を捉えたハッシュタグを創出する技術を開発してきました。
特許を4つ取得したことで、ハッシュタグの生成からその活用法まで、ZETAのサービスが強化されていることが示されています。今後もこの特許を駆使し、業種を問わずさまざまな企業のECサイトの利便性向上およびマーケティング効果の最大化に貢献することを目指しています。
ZETA HASHTAGは、ますます重要性が増すハッシュタグの活用を通じて、ECサイトでの検索の利便性を向上させる新しいソリューションを提供しています。これにより、ユーザーはより直感的に商品を検索することが可能になり、偶然の出会いや新たな発見(セレンディピティ)につながります。
ZETAは、AIを駆使したデータ解析に強みを持ち、これからもユーザーやECサイト運営企業にとって有益なサービスを展開する方針です。公式のSNSアカウントも活用しながら、情報発信を強化していく予定です。特に、ZETAが提供するデジタルマーケティングソリューションは多岐にわたり、EC商品検索エンジンの「ZETA SEARCH」や、ロイヤルティ向上エンジン「ZETA ENGAGEMENT」など、幅広く利用されています。
この特許取得を機に、ZETA株式会社はさらなる事業成功を目指して活動を加速させています。ユーザーのニーズに応じた商品発見の促進を通じ、企業間での競争力を高めていくことでしょう。