新旧の調査方法を融合する新サービスの登場
アスベスト調査分析株式会社が、2024年3月からウェアラブルカメラを活用したアスベスト現地調査の遠隔サポートサービスを無償で提供することを発表しました。このサービスは、建物解体に伴うアスベスト調査の義務化や、調査員の有資格化の背景を受けて開発されました。特に、アスベスト調査の有資格者不足の問題が深刻化する中で、業務効率化や従業員のスキル向上が求められています。
進化するアスベスト調査の形
新しいサービスの特徴は、業界初の試みであるウェアラブルカメラを利用したリアルタイムのリモートサポートです。調査に参加する企業は、現地での調査映像をパソコン上で共有しながら、経験豊富な調査員からの指示を受けられます。これにより、コストをかけずに迅速かつ正確な調査が可能となります。
安全性と効率性の向上
この取り組みは、アスベスト調査のデジタル化(DX)を進める一環として位置づけられています。現場での調査を効率化するだけでなく、経験の浅い調査員への教育的メンターとしての役割も果たします。また、OJT(オン・ジョブ・トレーニング)やオンラインセミナーを通じて、調査員のスキル向上を図ることができます。これにより安全性を一層高め、企業の継続した成長を支える狙いがあります。
業界の変革を促進する意義
アスベスト調査分析株式会社は、本サービスを通じて、効率的な業務運営を実現し、建設業界全体への貢献を目指します。また、同社は2024年5月22日から24日に東京ビッグサイトで開催される「2024NEW環境展」に出展し、この新サービスを実際に体験できる機会を提供します。
会社概要と今後の展望
会社名:アスベスト調査分析株式会社
代表者:日比 裕己
所在地:東京都港区新橋4丁目27番7号田村町Shinshodoh BLDG4階
設立:2021年8月
事業内容:アスベスト調査・分析、除去工事の設計・施工、コンサルティングなど
今後、同社は納期や料金の改定を行い、より迅速で安価なサービスを実現することで、業界への積極的な革新を進めていく考えです。アスベストの調査・分析業務の質を向上させることで、より安全な社会の実現に向け、さらなる貢献を果たすことを目指しています。
【お問い合わせ先】
最新情報や詳しいお問い合わせについては、公式ウェブサイトをご覧ください。
アスベスト調査分析株式会社