千葉商科大学が誇る「ソイミールカレー」がついに登場!
千葉商科大学の学生たちが、企業との協働を通じて新たに開発したのは、地産地消とサステナブルをテーマにした「スパイスと野菜のうまみたっぷり ソイミールカレー」です。このカレーは、株式会社スエノトーキョーと石井食品株式会社とのコラボレーションにより実現しました。学生たちは、正課授業「THE UD・プロジェクト」の一環として、フィールドワークや実技を通じてこの製品の開発に深く関与しています。
食材にこだわったサステイナブルなカレー
今回のカレーは、代替肉として注目の「ソイミール」を使用しています。このソイミールは、家畜への依存を減少させることに寄与し、温室効果ガスの排出を抑える効果が期待されています。また、有機大豆や千葉県産の新鮮なビーツなど、地元の食材をたっぷりと使用することで、地産地消にも貢献しています。これらの取り組みは、持続可能な社会の実現に向けた大きな一歩となります。
発売日や商品概要
「スパイスと野菜のうまみたっぷり ソイミールカレー」は、2023年11月2日(日)より、千葉商科大学のキャンパス内で販売が開始されます。商品内容は160gで、価格は550円(税込)です。パッケージデザインは、シンプルながらも存在感のあるものとなっており、目を引く仕上がりです。
開発の背景とは
「THE UD・プロジェクト」では、学生たちが食や地域を活かしたプロジェクトを通じて、持続可能な社会を模索するために、SDGsに焦点を当てています。これまでにも、食品ロスの削減を目指して、レトルト食品「トリさんのカレー」などを開発し、成功を収めてきました。
また、大学の授業の一環として、有機農業に関する実地体験を提供する「サステナブルファーム体験ツアー」を開催。これを契機に、企業との協働の重要性を学生たちは実感し、カレー開発に際して「安心安全な商品で地域環境に貢献する」という理念を共有しました。
企業との連携について
今回のプロジェクトに携わっているスエノトーキョーは、国産有機JAS認証の大豆を使用し、高品質なソイミートを製造・販売しています。持続可能な社会実現に向けた取組みに力を入れ、福祉事業所との連携も行っています。
石井食品は、国産素材を利用した無添加調理を基本とし、地域産業との結びつきを大事にしています。「真(ほんとう)においしいものをつくる」を企業理念に掲げ、地域と生産者、消費者をつなぐ循環型ビジネスモデルを構築中です。
まとめ
「スパイスと野菜のうまみたっぷり ソイミールカレー」は、環境に優しく、地元の食材をふんだんに使用した新しいカレーとして、学生たちの熱意が込められた一品です。サステナブルな食生活に興味がある方や、地元の特産品に触れたい方にとって、魅力的な商品だと言えるでしょう。発売される日が待ち遠しいですね。