井上顧基氏がパナソニックでAIエージェントの可能性を探る講演を実施

株式会社ElithのCEO兼CTOである井上顧基氏が、パナソニックホールディングス株式会社が主催する社内研究会「知能処理研究会」にて、社外講師として登壇します。講演のテーマは「LLMエージェント最前線：技術の全体像とビジネス応用の可能性」で、急速に進化するAIエージェントの実情を紹介し、参加者と共にその未来を模索します。

講演の背景とその重要性

近年、LLM（大規模言語モデル）やAIエージェントは、研究とビジネスの両面で非常に大きな注目を浴びています。業務の効率化や新たな価値の創出を目指す企業にとって、これらの技術は不可欠となりつつあります。井上氏の講演では、LLMエージェントに関する基礎知識から、シングルエージェントとマルチエージェントの仕組みまで、体系的な解説が行われる予定です。

さらに、具体的なユースケースも紹介されるため、参加者は今後のビジネスシーンにおけるLLMエージェントの有用性を理解することができます。例えば、製造業や金融、医療などさまざまな分野での具体的な実践事例を通じて、どのように技術が活かされるのかを体感できる貴重な機会となることでしょう。

井上顧基氏のプロフィール

講演を行う井上顧基氏は、北陸先端科学技術大学院大学で量子コンピュータを用いた材料探索の研究をテーマに修士号を取得した経歴を持ちます。現在は、東北大学医学系研究科の博士後期課程に在籍し、医学物理分野における医療AI研究にも取り組んでいます。その研究成果は医学物理のトップカンファレンスAAPMにて発表されるなど、学術界でも高く評価されています。また、著作や日経Linuxへの寄稿を通じて、AIやLLMに関する知識普及にも力を入れています。

Elithの役割とAIの導入について

株式会社Elithは、顧客と共に課題を発見し、AIを活用した最適な解決策を共創することを目指しています。製造、金融、医療市場に特化したソリューションを提供し、クライアントのビジネス成長を支援しています。AIの導入や開発に関する相談も受け付けており、具体的な課題や構想がまだ固まっていない段階でも相談可能です。

企業の変革や成長を促すために、Elithは人、組織、技術を効果的に組み合わせ、常に新しい価値を生み出すイノベーションの体現者であることをこの講演を通じて証明するでしょう。あらゆる業種の企業がAIを活用することで持続可能なイノベーションを実現できるのです。