ティーンエイジアンバサダー プログラムについて
2024年度、日本と中国の高校生を対象にした「ティーンエイジアンバサダー」プログラムが、文化交流を促進する新たな試みとして実施されます。このプログラムでは、若者たちが相手国を訪れ、感受性豊かな交流を通じて国際理解を深めることを目指しています。
プログラムの開催
プログラムの日程は2024年10月14日から19日まで、主に中国で行われます。日本からは4校、40名の高校生が参加し、交流の場を通じて新しい友人との絆を築くことが期待されています。
主な活動内容
ティーンエイジアンバサダーの活動は、「表敬訪問活動」、「交流活動」、「歴史・文化活動」の3つに分かれています。
1.
表敬訪問活動:
- 中国外交部や北京市・湖南省人民政府、そして在中国日本国大使館を訪問し、公式な交流を図ります。
2.
歴史・文化活動:
- 北京の故宮を見学するほか、その他の歴史的・文化的施設の見学と体験を通じて、豊かな中国の文化を学びます。
3.
交流活動:
- 実際に中国の学校で授業を受けたり、地元の家庭にホームステイする機会を通じて、生の文化に触れる体験をします。
参加校の紹介
日本側の参加校は、
- - 東洋大学附属牛久中学校・高等学校(茨城県)
- - 東京学芸大学附属高等学校(東京都)
- - 立命館守山中学・高等学校(滋賀県)
- - 神戸市立葺合高等学校(兵庫県)
一方、中国側からも4校が参加します。
- - 北京師範大学第二附属中学(北京市)
- - 北京市十一学校(北京市)
- - 長沙博納第二附属中学(湖南省)
- - 益陽市第一中学(湖南省)
特別活動
プログラムの一環として、日本の参加者は中国大使館での歓迎会に出席し、交流の意義や相手国の文化を理解するためのアクティビティを行います。
イオンワンパーセントクラブの役割
このプログラムは、公益財団法人イオンワンパーセントクラブが支援しており、1990年に設立されて以来、社会貢献や国際交流、地域発展に寄与する活動を展開してきました。イオングループの基本理念をもとに、「次代を担う子どもたちの健全な育成」や「諸外国との友好親善」に力を入れています。
まとめ
ティーンエイジアンバサダーとしての経験は、日本と中国の高校生にとって、人生の大切な糧となることでしょう。彼らは交流を通じて国際的な視野を広げ、友情の輪を広げることが期待されます。このプログラムが、未来の平和と理解を育むきっかけとなることを期待しています。