株式会社日水コンの取締役及び執行役員異動、並びに組織再編のお知らせ
「株式会社日水コン」(東京都新宿区)は、2026年3月26日に行われる第68期定時株主総会に関する決定と、それに伴う取締役及び執行役員の異動があることを発表しました。これは、同社の経営基盤をより強固にするための重要なステップとなります。
取締役の異動について
まず、取締役の候補者が選ばれ、2026年3月26日の株主総会ではその承認が提案される予定です。同行の取締役は、同総会の終結時に退任することになります。この異動は、経営の刷新を図る一環として位置付けられています。
執行役員の異動と組織再編
次に、執行役員については、2026年1月1日付で新たに異動が行われるとともに、組織の再編が2026年4月1日付で実施されることが決定しました。この組織変更の目的は、事業効率の向上及び品質改善、さらには研究開発と新規事業の領域拡大を迅速に行うためです。
特に、「技術統括本部」と「R&D統括部」への再編が注目されます。これにより、収益事業が技術統括本部に集約され、研究開発や事業開発が社長直下で一層スムーズに進むことが期待されています。
例えば、インフラマネジメント本部のDXイノベーション事業部がコンサルティング本部と統合され、技術統括本部内で機能することとなります。この再編により、より一体感のある事業運営が実現し、競争力が増すと思われます。
また、インフラマネジメント本部内にあるインキュベーション事業部も中央研究所と併せてR&D統括部に再編成される等、より専門性を持った部門運営へとシフトします。国内、海外事業戦略部もそれぞれ「国内事業開発部」と「海外事業開発部」と改称され、研究開発部は中央研究所との統合により強化される見込みです。
今回の異動と組織変更は、日水コンが水に関した建設コンサルタントとしての地位をさらに強化するための重要な取り組みです。長年にわたりさまざまな社会課題に取り組んできた同社は、これからも水関連事業を幅広く展開し、顧客の期待に応えていくことでしょう。
今後の日水コンのさらなる飛躍を期待したいところです。各異動についての詳細や体制については、公式のPDFにて確認可能です。