スタートアップワールドカップ2024九州予選で情熱が燃え上がる！

九州のスタートアップ企業が集結！

2024年8月27日、熊本市の熊本城ホールでは、スタートアップワールドカップ2024の九州予選が開催されました。今回のイベントは、ペガサス・テック・ベンチャーズの主催、熊本市の共催により、観客とオンラインを合わせた1,500名以上が参加し、九州のスタートアップの活況を象徴する場となりました。

九州ならではの多彩な参加者

この予選には、全国から約230社のスタートアップが応募。厳選された11社が熱いピッチを繰り広げました。参加者は、九州地方自治体や、銀行、大企業の経営層、学術機関、起業を目指す学生など多岐にわたり、まさに“ALL九州”の顔ぶれが集結しました。

パネルディスカッションでの熱い議論

一橋大学名誉教授の米倉誠一郎氏をモデレーターに迎え、熊本市や福岡市、北九州市、別府市の市長たちが参加したパネルディスカッションが行われ、それぞれの都市のスタートアップ支援策について共有しました。スタートアップのグローバル展開を目指した都市間の連携が強調され、熱い議論が繰り広げられました。

九州グローバルスタートアップ・エコシステム創出宣言

パネルディスカッション後、九州を代表する都市の首長たちにより「九州グローバルスタートアップ・エコシステム創出宣言」が発表され、オープンイノベーションの促進とスタートアップ支援体制の強化が誓われました。これにより、世界に通用するスタートアップを輩出する環境づくりに力を入れていくことが示されました。

株式会社StapleBioが優勝

厳しい競争の末、熊本大学発の株式会社StapleBioが見事優勝。彼らは、疾患タンパク質の発現やウイルス複製を制御できる「Staple核酸」と呼ばれる人工核酸を使用し、希少疾病や新興感染症の医薬品を開発中です。社会的価値が高く評価された彼らは、10月にサンフランシスコで行われる世界決勝戦に九州代表として出場します。

さらなる挑戦へ

第2位には株式会社トヨコーが、インフラ構造物のサビや塗膜を高出力レーザーで除去する「CoolLaser」を開発し、3位にはPDエアロスペース株式会社が飛行機型の完全再使用型宇宙飛行機の開発で輝きました。

九州はスタートアップの支援を強化し、今後もイノベーションを生み出していく期待が高まります。次回の世界決勝戦での奮闘を応援しましょう！