看護師のための盛大な祭典「ナースフェス2025」が渋谷ヒカリエで開催

看護師や看護学生を対象にした大規模なイベント「ナースフェス2025」が、2025年5月17日（土）と18日（日）に、渋谷ヒカリエで開催されます。このイベントは、医療の現場で日々奮闘する看護師の声を反映したコンテンツを提供し、彼らの仕事に誇りを持ちプライベートも充実させるための場として設けられています。

「看護師で、ほんとうによかった。」をテーマに、多種多様な体験型ブースや抽選ブース、セミナー、さらにはグルメなどのコンテンツが用意されています。推定来場者数は約7,000人とされ、看護師とその同伴者は無料で参加できます。詳細な情報は、特設サイト（https://nurse-senka.jp/nurse-fes/2025）で確認可能です。

開催の背景と意義

日本は高齢化が進む中、医療や介護の必要が高まっています。それに伴い、看護師の需要も増加しています。2040年には、32万人の看護師が追加で必要とされるという試算もあります。こうした状況を受けて、厚生労働省は「看護の日」及び「看護週間」を設け、看護職への関心向上と就業促進を図っています。このイベントは、その一環として位置づけられています。

過去には「NURSE FES TOKYO2018」として開催され、6,000人以上の参加者を集め、次回の開催希望者も90％に達しました。今回の「ナースフェス2025」は、コロナ禍の影響を乗り越え、看護師の皆様への心の支えとなるよう、新たに企画されています。

ナースフェス2025の特徴

1. 現役看護師の声を反映

150以上の医療機関の看護部長や1,000人以上の現役看護師からのフィードバックをもとに、彼らが本当に求めているものをイベントに反映しています。このつながりにより、響く内容が盛りだくさんです。

2. 多彩なコンテンツ

エンタメ、美容、キャリア、旅行、恋愛といった多様なカテゴリーにわたるコンテンツが用意され、特に注目されるのは景品が当たる抽選ブースです。「ナースのご褒美！ルーレット」や、看護師の本音を引き出す「1万人の大投票！ナースの本音100」など、楽しみながら参加できる工夫がされています。また、各種セミナーや講演も充実しており、災害看護や資産形成といった実践的な内容が提供される予定です。