アスアの歯科AI研究
2023-11-22 15:49:09
株式会社アスアがハーバード大学でAIを活用した歯科研究を発表
株式会社アスアが、米国のThe McGuire Instituteとの共同研究を通じて開発した人工知能プラットフォーム「Digital Dental Hygienist」がハーバード大学で行われた「GLOBAL SYMPOSIUM ON ARTIFICIAL INTELLIGENCE IN DENTISTRY」において、成果を発表しました。このシンポジウムでは、AIと歯科医療の関連性を模索する多様な研究が集まり、アスアの発表も特に注目を集めました。
シンポジウムは2023年11月3日から4日にかけて開催され、アスアが参加したワークショップには選ばれた6団体が研究成果を発表。多岐にわたる視点からのAIの活用についての議論が行われる中、アスアの発表では特に歯科医療従事者や大学教授、そして業界の主要メーカーが関心を寄せました。「Digital Dental Hygienist」は、患者の口腔ケアを効率的にサポートすることを目的としています。このツールで使用される技術は、アスアが国内で提供している「AI Communication for Dental」にも応用されており、AI技術の幅広い可能性を示しています。
この研究では、テキサス州ヒューストンとネブラスカ州ラヴィスタの歯科医院において、50人の被験者を対象に治験が実施されました。被験者には、メインテナンス受診時に自宅での口腔ケアを支援するためのメッセージが自動的に配信され、アドバイスの内容は各人の口腔ケアへの意識やコンプライアンス指数に基づいて選定されました。治験の過程で収集したデータは、衛生士による評価や精密検査も含め、50項目以上にわたります。この結果から、メッセージ配信と口腔内衛生の改善との間に見られる関係性が導き出され、ユニークで興味深い洞察が報告されています。
シンポジウム自体はハーバード大学の歯科学部が主催しており、AIの活用に関する発表のほか、製品メーカーや大学教授による講演も行われました。AI技術がどのように歯科業界に貢献するかについて議論が活発に行われ、アスアの発表もその中心的存在といえるでしょう。アスアはこの研究の成果を生かして、「AI×Dental」の深化を目指すとともに、ヘルスケア分野での新しい価値提供に挑んでいくとのことです。
今後のアスアのプロジェクトに期待が寄せられ、仕組みを通してAI技術が歯科医療にどのように役立つか、さらなる研究や実践が待たれます。これにより、より良い患者体験や健康管理が実現されることでしょう。アスアの今後の歩みから目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社アスア
- 住所
- 愛知県名古屋市中村区黄金通1-11アスアビル
- 電話番号
-
052-452-5588