過疎化を逆転!東京で復活した民俗芸能「春駒」の特別公演
2026年1月31日、東京都千代田区で、限界集落から復活した民俗芸能「一之瀬高橋の春駒」が特別公演を行います。このイベントは、一般社団法人全国農協観光協会の主催で、入場は無料ですが、事前申し込みが必要です。
民俗芸能と農村生活を考える会とは
この特別公演は、全国各地の地域資源を掘り起こし、都市住民との交流を深めるために毎年開催される「民俗芸能と農村生活を考える会」の一環。過疎高齢化によって一度は消えてしまった伝統が、どうやって復活したのか、その背景を知る貴重な機会です。
一之瀬高橋の春駒の復活
「一之瀬高橋の春駒」が復活したのは2008年。過疎化が進む甲州市塩山一之瀬高橋地区では、全国各地の保存会の努力により、この民俗芸能が再び地域のシンボルとして生まれ変わりました。過去には地域の小学校や中学校で継承活動が行われていましたが、1989年以降は活動が途絶えていました。しかし、地域の人々の「文化は守り抜く」という思いが復活へと結びついたのです。
公演の内容
特別公演は、知識を深める第1部と、実際の公演を楽しむ第2部から成ります。第1部では、山梨県甲州市の紹介や「春駒」の概要、継承活動の背景を詳述。地域に根ざした文化を理解することで、続く公演をより深く感じることができるでしょう。
第2部では「春駒」の生演奏が行われます。道祖神祭りのために作られたこの舞いは、村人たちの歌に合わせて「ウマ」に乗った姿を表し、地元の幸せを願う熱気あふれる演目が披露されます。観客は、ただ見るだけでなく、過去の伝承がいかにして現在まで受け継がれているのかを感じることができるでしょう。
参加方法とアクセス
参加を希望する方は、指定された方法でのお申し込みが必須です。インターネット申し込みが最も推奨されており、専用URLから「ふるさと倶楽部」の会員登録を行いお申し込みください。定員に達し次第締め切られるため、早めの申し込みをお勧めします。
公演は、日本教育会館 一ツ橋ホールで行われ、神保町駅から徒歩2分の便利な立地です。入場は無料ですが、会場の収容人数には限りがあるため、事前の予約が必須です。
最後に
「一之瀬高橋の春駒」の特別公演は、過去を振り返りつつ、未来の文化を考える貴重な体験ができる機会です。このイベントへの参加を通じて、農村の伝統や文化を再発見し、地域とのつながりを深めてみてはいかがでしょうか。
お申し込みは、以下の連絡先から可能です。限界集落から復活した奇跡的な民俗芸能をぜひご覧ください。