世界最高水準のキーワード抽出エンジンが登場!
最近、株式会社Studio OusiaがリリースしたSemantic Kernelが注目を集めています。このエンジンは、文章中からキーワードを正確に抽出し、同音異義語や言葉の文脈に潜む曖昧性を解消する能力を備えています。Semantic Kernelの特徴は、ただキーワードを抽出するだけではなく、文中の言葉の重要度を認識し、用途に応じたキーワードの抽出の調整が可能です。
エンティティリンキング技術とは?
Semantic Kernelは、エンティティリンキング(Entity Linking)技術をベースとしており、これはテキスト内のエンティティ(人名や地名、用語など)をWikipediaやDBpediaなどのナレッジベースと一対一に結び付けて処理します。米国立標準技術研究所やマイクロソフトリサーチが開催したエンティティリンキングに関するワークショップからも高い注目が寄せられています。この技術により、文章理解が一層促進され、情報の正確性が向上します。
コンペティションでの実績
Studio Ousiaは、言語系及びWeb系の国際会議(WWW2015、ACL2015)内で行われたエンティティリンキングのコンペティションで、他の著名な学術機関や企業と競い合い、優勝を果たしています。この実績は、Semantic Kernelが持つ技術の確かさを物語っています。
Semantic Kernelの多彩な利用シーン
この新しいAPIはさまざまな用途があります。具体的には、以下のようなシーンで活用されることが期待されています。
- - アドテクノロジ: オーディエンスデータの抽出による効果的な広告配信。
- - eコマース: 商品検索やレコメンド機能の精度向上。
- - オンラインメディア: 記事のタグ付けやキュレーションの精度向上。
- - 非構造テキスト解析: ソーシャルメディアや社内データなどの解析精度向上。
日本語と英語に対応
Semantic Kernel APIは日本語と英語の両方に対応しており、利用者は登録アカウントを作成することで直ちに標準プランを利用できます。また、カスタマイズ機能を提供するプレミアムプランも用意されており、さらに無料トライアルも実施されているため、まずは気軽に試すことが可能です。
詳細はStudio Ousiaの公式サイト(http://www.ousia.jp/ja/semantickernel)で確認できます。
会社概要
Studio Ousiaは、「モノ」と「情報」を適切に結びつけるプラットフォームを掲げ、情報の提供基盤を作ることを目指しています。その理念のもと、高い技術力を活かし、今後も新たな情報処理技術の開発に取り組んでいくことが期待されます。これからの活躍にもぜひ注目したい企業の一つです。