港区虎ノ門に誕生したみなと科学館
東京都港区虎ノ門に新たにオープンした「みなと科学館」。ここでは、最新鋭のプラネタリウムやさまざまな科学体験ができる実験室を備えた、地域に根ざした新しい学びの場が提供されています。港区という国際性豊かな場所を活かし、未来に羽ばたく人材育成を目的としています。
都会の真ん中での科学体験
港区は歴史のある地域であり、さまざまな先端企業が集積しています。その特性を活かし、みなと科学館では理科教育の体験学習機能を備えています。子どもたちや地域住民が気軽に科学を楽しめるコミュニケーションの場として運営されています。
この科学館を通じて、地域住民との交流を図り、さらなる地域活性化にも貢献することが目指されています。
館内の魅力
みなと科学館は主に以下の4つの展示コーナーから成り立っています。
常設展示コーナー ~知る・発見する(1階)
1階の常設展示コーナーでは、「まちの中にも科学ってあるの?」という驚きをテーマにした展示が行われています。「しぜん」「まち」「うみ」「わたし」の4つのテーマが設けられ、参加者は港区の自然や地形を探求する「みなと・クエストMAP」を通じて、新しい発見ができます。
現在、感染拡大防止として一部のハンズオン展示は休止中です。
プラネタリウムホール ~観る・驚く(2階)
2階には直径15mのドームがあり、121席を完備したプラネタリウムが用意されています。最新鋭の投影機「オルフェウス」を使い、美しい星空と迫力のある映像が楽しめます。年間利用券を購入すれば、お得に利用することも可能です。
現在は席数を制限しており、感染拡大防止も適用されています。
実験室 ~創る・探究する(1階)
実験室は、学校での学びを支援するためのセクションです。さまざまな実験教室が開催され、子どもたちの好奇心を育むプログラムが提供されています。感染拡大防止のため、実験室でのイベントは現在中止となっていますが、今後の予定に期待が寄せられています。
多目的ロビー ~出会う・気づく(1階)
多目的ロビーでは、科学と人々が出会える場所を目指したさまざまな企画展示が行われ、先端科学技術の情報を発信しています。
入館について
現在、みなと科学館では感染拡大防止のため、入館は予約制となっています。定員は1回50名で、プラネタリウムは30名です。入館は120分間の制限があり、訪問時は予約が必要です。詳細は公式サイトで確認できます。
みなと科学館の基本情報
- - 所在地: 東京都港区虎ノ門3-6-9
- - 開館時間: 9:00~20:00
- - 休館日: 毎月第二月曜日、年末年始など
- - 入館料: 施設内入場は無料、プラネタリウムは大人600円、小・中・高100円
公式サイトやTwitterを通じて最新情報をチェックしましょう。科学のワンダーを体験できるこの場で、未来の可能性を広げてみませんか?