「TECTURE AWARD」が始まる
“空間デザインの未来をつくる”というビジョンのもと、tecture株式会社が主催する新しいデザインアワード「TECTURE AWARD」が2024年にスタートします。このプロジェクトでは、建築やインテリアに関心を持つ多くの人々が参加できる形で、優れた作品を選出しようという意義があります。
アワードの背景と目的
「TECTURE AWARD」は、専門家だけではなく、一般の方々の投票によって受賞作品を決定するという全く新しいスタイルのアワードです。この取り組みは、建築を身近に感じられる存在にするための試みであり、「建築は難しい」という固定観念を打破し、皆が楽しめる文化を育むことを目指しています。2024年11月5日からエントリーを開始し、わずか10日で100件以上の応募があり、注目を集めています。
新たに参加したアンバサダー
初期の14名のアンバサダーに加え、最近、8名の新しいメンバーが加わりました。これにより、全22名の多様なプロフェッショナルが集結しました。アンバサダーには、建築家やデザイナーだけでなく、不動産実務者やメディア編集者など、様々なジャンルから選ばれています。彼らは、参加者が「自分の好きな建築」を選ぶ際に参考となるコメントを寄稿し、各作品の魅力を多角的に伝える役割を持っています。
新たに加わったアンバサダーの中には、濱渦伸次氏(NOT A HOTEL CEO)や松田知也氏(乃村工藝社)、高橋寿太郎氏(創造系不動産)が名を連ねています。これにより、様々な視点からの意見が集まり、アワードの審査がより豊かになります。
みんなで考える空間デザイン
「TECTURE AWARD」は、ただ作品を評価するだけでなく、建築というテーマを通じて、より多くの人々に空間デザインの楽しさを知ってもらおうとしています。評価基準や作品の選考に関する透明性が高いため、参加者は自分の意見を自由に表現できます。アワードに寄せられた投票数や意見は特設サイトで公開され、参加者達がアワードを共に作り上げることができます。
これからの展望
また、TECTUREでは2025年以降もこのアワードを毎年開催する予定となっており、より多くの人々に参加してもらえるよう、さらに広がりを持たせていく方針です。これにより、空間デザインの未来を共に形作っていく重要な機会となるでしょう。
アワードの特設サイトも設けられており、ここではエントリーや投票、そして多様なアンバサダーの意見など、参加者が興味を持つ情報が発信されます。これからの「TECTURE AWARD」を通じて、新たな建築への理解と愛着が生まれることを期待しています。
「TECTURE AWARD」特設サイト:
TECTURE AWARD
これまでの同アワードの取り組みは、空間デザインの領域を広げ、より多くの人々に届く活動となることでしょう。