LVMH「DARE」を開催
2019-11-18 12:37:47
LVMHが東京で初めてオープン・イノベーションプログラム「DARE」を開催しリテールの未来を探求
LVMHが新たなリテール体験を求めて「DARE」を開催
今年、LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)は東京でオープン・イノベーションプログラム「DARE」を実施しました。このプログラムは、リテールの未来についての革新を目指し、世界中から集まった優れたアイデアを競う機会を提供します。
「DARE」の概要
「DARE」という名称は、”破壊(Disrupt)、行動(Act)、冒険(Risk)して起業家(Entrepreneur)になる”をテーマにしており、LVMHでは2019年からこのプログラムが開始されました。先にアジア太平洋地域からの人材を対象にしたアイデア募集が行われ、最終的に東京で60名の選ばれたアイデア発案者たちが集まりました。
このイベントでは、LVMHグループのシニアエグゼクティブや外部の起業家から成る選考委員会が、応募されたプロジェクトの中から三つの優れたアイディアを選定し、最高水準の組織的支援を約束しています。
アイデア募集とその結果
「DARE」では、リテールの未来に関連する革新的なアイデアが求められました。具体的には製品やサービス、顧客体験の改善に加え、LVMHグループ内の人材育成や福利厚生に関するアイデアも歓迎されました。
集まったアイデアの中から選ばれた60名は、12のチームに分かれ、大学生と共にプロトタイプを作成し、3日間にわたってビジネスプランを練り上げる作業を行いました。
実施内容とメンターの指導
プロジェクトの開発が進む中、各チームは日本国内のLVMHメゾンのCEOやシニアエグゼクティブ、そして外部の起業家からフィードバックを受ける機会が与えられました。最終的にはそれぞれのプロジェクトについてプレゼンテーションを行い、3つのプロジェクトが受賞しました。選ばれたプロジェクトは、持続可能なギフトとカスタマイズされたサービスを通じて、リテール体験を再強化するものでした。
新たなスタート
受賞チームは、今後の展開に向けた新たな旅をスタートさせます。彼らは社内起業家として、毎月のコーチングやミートアップによる支援を受けながら、自らのアイデアを実際のビジネスへと昇華させるチャンスを掴みます。
また、このプログラムを通じて得られた知識や経験により、彼らは将来的にLVMHの革新に寄与する人材となることでしょう。
LVMHグループの取り組み
LVMHは、グローバル企業として、多様なブランドと豊かな文化を持つことで知られています。リテールにおける新たな挑戦に対して、「DARE」を通じて未来のリーダーたちを育成し、顧客体験を進化させる取り組みを引き続き行っていく見込みです。
東京での「DARE」の開催は、アジア太平洋地域におけるビジネスの重要性を再認識させる機会となりました。LVMHは、今後も革新とcreativityを重視し、リテール界隈での卓越性を追求していくでしょう。
この「DARE」プログラムの成功は、LVMHの強力なリーダーシップと、文化の融合による新たな発想が生まれる場所としての日本の特別な役割を強調しています。今後の展開にぜひご期待ください。
会社情報
- 会社名
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LVMH Moët Hennessy Louis Vuitton
- 住所
- 東京都千代田区平河町2丁目1−1
- 電話番号
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