楽しく学ぶ防災の重要性
2025年5月24日から25日、岐阜県各務原市で開催された「いつものもしもCARAVAN2025」。このイベントは、株式会社良品計画、一般社団法人かかみがはら暮らし委員会、各務原市が共催し、遊びながら防災について学べる場を提供しました。テーマは「【遊びながら学ぶ】いつものもしも、くらしの備え」。
家族で参加する防災体験
交流の家が出展したブースでは、タイガー魔法瓶株式会社と協力し、「魔法のかまど」を利用した炊飯体験が行われました。この魔法のかまどは、持ち運びが便利な陶器製のかまどで、新聞紙を使用して簡単にごはんを炊くことができます。参加者は火力の調整をしながら、皆で協力して美味しいごはんを作り上げました。
このほかにも、体験中に新聞紙を使った「防災スリッパ」作りのコーナーもありました。こうしたアクティビティを通じて、参加者は「もしも」の時に役立つ技術を楽しく学ぶことができました。
家族参加の痛感
イベントには約160組の家族が参加し、自ら手を動かして学ぶ重要性を再確認しました。特に災害時、電気やガスが使えない状況でも家でご飯を炊けるスキルは、実に心強いものです。みんなで炊いたごはんを、最後には家族で楽しくいただきました。
体験活動推進の意義
岐阜県で行われている「体験の風をおこそう」運動は、独立行政法人国立青少年教育振興機構が中心となった、子どもたちの成長を支える活動です。この運動は、自然体験、社会体験、生活体験など、さまざまなリアルな体験を通じて、子どもたちの成長を促進します。また、子どもや保護者に向けたイベントの開催や体験活動の重要性の発信にも力を入れています。
今後も、岐阜県内の団体と連携し、体験活動の場をより多く提供していく予定です。私たちと一緒に、子どもたちのための「体験の風」を吹かせていきましょう。情報や問い合わせは国立乗鞍青少年交流の家までお気軽にどうぞ。
このように、「いつものもしもCARAVAN2025」は、地域の防災意識を高めると共に、家族で楽しみながら学ぶ素晴らしい機会となりました。これからも多くの人々に安全と楽しさを提供するための活動を続けていきます。