ニチボウの新消火資器材
2026-06-18 13:38:52

ニチボウ、東京消防庁との共同研究で新型消火資器材を開発へ

ニチボウと東京消防庁の革新的な消火資器材プロジェクト



株式会社ニチボウは、この度、東京消防庁の「東京消防庁INNOVATION PROJECT」に採択され、2年間の共同研究開発を開始しました。新たに開発される消火資器材は、急増するリチウムイオン電池(以下、LiB)火災に対応することを目的としています。

1. 背景と目的


近年、様々な機器に利用されるLiBの普及が進む一方で、これに起因する火災の事例が増加しています。このような背景から、東京消防庁はLiB火災に関する知見を蓄積し、都民や消防隊に向けた消火薬剤・消火資器材の導入を目指すため、民間企業との共同研究開発を推進しています。このプロジェクトには、資器材の実用性を高めるためのさまざまな研究が求められています。

2. ニチボウの研究開発概要


(1) 研究内容


ニチボウは、LiB火災に対して「熱暴走の抑制」「再燃防止」「封じ込め」を同時に実現できる『AVD消火剤』を活用した新しい消火方法および資器材の研究を行います。このAVD消火剤は、膨張ひる石を基にした分散液で、火源に密着して熱を奪い、冷却します。さらに、微粒子が燃焼物の表面を覆うことで酸素を遮断し、再燃を防ぎます。環境にも配慮されたこの製品は、国内外で多くの実績があります。

(2) 開発予定の消火資器材


研究の一環として、以下の2種類の消火資器材の開発が進められます。
1. 公共交通機関やLiBを扱う事業所向け
2. 消防隊向け

特に大量のLiBを取り扱う施設での火災に備え、火源から離れた地点から効果的に消火剤を放射できる資器材を計画しています。また、ファイヤーブランケットとの組み合わせによる相乗効果も検討されており、その効果を確認するための実験も行われる予定です。

(3) 東京消防庁との連携


東京消防庁との連携により、実験施設を活用したLiBの燃焼試験が実施されます。これにより、AVD消火剤の消火効果や再燃抑制効果を検証し、消防職員の専門的な知見を得ながら資器材の試作が行われています。現状の課題をフィードバックとして改良を重ね、実用的な消火資器材の開発を目指しています。

3. ニチボウの目指す未来


本研究開発を通じて得られた知見や開発資器材は、東京消防庁はもとより全国の消防本部にも提供される予定です。また、公共交通機関やLiBを扱う事業所向けに社会実装することを目指しています。リチウムイオン電池による火災リスクを軽減し、安全で安心な社会の実現に貢献するというニチボウのビジョンが体現されることを期待しています。

4. 株式会社ニチボウの概要


会社名: 株式会社ニチボウ


所在地: 東京都品川区東五反田1-9-5


代表者: 杉山 裕之


事業内容: 防災設備の開発・設計・施工及びメンテナンス


ウェブサイト: ニチボウ公式サイト



5. お問い合わせ先


電話: 03-3444-6429
メール: [email protected]


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会社情報

会社名
株式会社ニチボウ
住所
東京都品川区東五反田1-9-5
電話番号
03-3444-6241

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