2024年11月22日から24日、愛知県常滑市で開催された「第44回全国障害者技能競技大会(通称:アビリンピック)」において、三浦工業株式会社の特例子会社であるミウラジョブパートナーの樫山飛鳥さんが見事銅賞を獲得しました。
アビリンピックは障がいを持つ方々が、日々の職場で磨いてきた技能を競い合う大会です。今年の大会には、全国から398名の選手が集まり、25種類の技能競技が行われました。参加者の中から85名が入賞し、金賞16名、銀賞33名、銅賞36名が輝かしい成績を収めました。樫山さんは、ビルクリーニング部門に出場し、そのスキルを生かして入賞を果たしました。
樫山さんは、今年7月に愛媛県内で行われた「えひめアビリンピック2024」でビルクリーニング部門の金賞を獲得し、愛媛県代表として全国大会に進出しました。日々、ミウラジョブパートナーでの清掃業務に従事しており、職場の食堂や会議室、廊下、階段などの清掃を行っている中で技術が磨かれ、全国大会での成績につながったと言います。
大会への参加を通じて樫山さんは、自身の技能向上に努め、今後も更なる成長を目指して業務に励む意向を示しています。アビリンピックは、障がいのある人々が自己の能力を最大限に発揮し、社会での理解と受容を広める重要な場所です。樫山さんのように、参加者が自らの能力をアピールすることは、障がい者雇用の促進に寄与するものです。
イベント関係者や観衆からの温かい応援もあり、樫山さんの努力は多くの人々に感動を与えました。今後も、ミウラジョブパートナーは各地域の障がい者雇用を支援し、さらなる技能向上への取り組みを続けていくとともに、社会における障がい者の存在意義を示し続けたいと考えています。
このような大会への参加は、障がい者にとってだけでなく、雇用主にとっても重要な学びの場です。障がい者の持つ多様な技能や才能を引き出し、サポートしていくことで、より良い社会の実現に貢献できるでしょう。
詳細な情報は、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構の公式ページや、特例子会社ミウラジョブパートナーのウェブサイトを訪れて確認してください。