映像業界のDX推進へ
2025-02-14 09:21:17

マイシアターD.D.とBrushupが業務効率化へ向けた提携を締結

マイシアターD.D.とBrushupが提携



マイシアターD.D.株式会社と株式会社Brushupが、コンテンツ制作現場向けのコミュニケーションプラットフォーム「Brushup」の販売パートナー契約を結びました。この取り組みを通じて、映像配信事業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を促進し、業界の発展に寄与していくことを目指しています。

「Brushup」は、エンターテインメントやクリエイティブ産業に従事する人々の業務をより効率的にし、コミュニケーションコストを削減することを目的としたプラットフォームです。具体的には、コメントやファイルのやり取り、校正・校閲、デザインレビュー、制作進行管理など、関連する業務をすべてオンライン上で一元化でき、社外の関係者とも簡単に共有できるという利点があります。

この新しいシステムは、特に映像業界において重要な役割を果たします。制作会社のマイシアターD.D.は、約500社の権利元企業から10,000以上の作品を持ち、40以上のサービスに展開をしています。今年の5月から「Brushup」を導入した結果、アートワークの監修作業が改善されました。

導入前は、アートワークのやり取りを膨大なメールを用いて行っていたために、情報が埋もれてしまうことや、フィードバックの齟齬が発生するなどの問題がありました。しかし、「Brushup」の導入により、これらのコミュニケーションコストが大幅に削減され、進捗も明確に管理できるようになりました。

エンターテインメントやクリエイティブ産業は、世界的に成長を続けており、2022年にはその市場規模が135兆円を超えました。その中でも、映像配信に関するサービスは特に勢いを増しており、2023年には国内市場規模が5,740億円に達すると予測されています。新型コロナウイルスの影響で急激に需要が増加した結果、2019年の市場規模のほぼ倍増となりました。

経済産業省は、クリエイティブ産業のさらなる発展に向けた戦略を進めており、特に“創作活動を支える環境の整備と構造改革”が求められています。これには、クリエイターが効率的に制作に取り組めるような環境を整え、業界全体の生産性向上を図る必要があります。

今回のパートナーシップは、映像配信業界における共通の課題である監修プロセスの煩雑さを解消することを目的としています。「Brushup」を活用することで、これまでの監修業務を効率化し、権利元企業や配信事業者の負担を軽減することが期待されています。

このコラボレーションによって、映像配信事業に関わるすべての人々が恩恵を受けることになるでしょう。マイシアターD.D.とBrushupは、この取り組みを通じて、業界のDXを一層推進し、未来の映像配信業界をリードしていくことでしょう。

会社情報



マイシアターD.D.株式会社


  • - 代表取締役社長: 三小田 翔
  • - 設立日: 2011年9月16日
  • - 事業概要: 映像コンテンツのデジタル配信関連業務の受託
  • - 所在地: 東京都渋谷区恵比寿南1-7-8恵比寿サウスワン7F
  • - URL: mytheaterdd.com

株式会社Brushup


  • - 代表取締役: 水谷 好孝
  • - 設立: 2017年2月
  • - 事業概要: コンテンツ制作現場「Brushup」の開発、運営
  • - 所在地: 大阪市北区曽根崎新地1-13-22御堂筋フロントタワー WeWork御堂筋フロンティア
  • - URL: brushup-inc.com

この新たな提携を通じて、映像配信産業のさらなる進化を期待しましょう。


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会社情報

会社名
マイシアターD.D.株式会社
住所
東京都渋谷区恵比寿南1-7-8恵比寿サウスワン7F
電話番号
03-5720-5101

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