「広報かどま」とは
2021-08-17 11:04:08
オンライン翻訳アプリ「広報かどま」で多言語コミュニケーションを実現
最近、門真市が発表した無料のオンライン翻訳アプリ「広報かどま」が注目を集めています。このアプリは、広報誌やチラシを自動で10言語に翻訳し、市内に住む外国人の方々への情報提供を強化することを目的としています。
アプリの機能
アプリを利用することで、スマートフォンの設定に基づき、多言語で広報誌の内容にアクセスできます。現在提供されている言語は英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語、ポルトガル語、スペイン語、インドネシア語、ベトナム語、日本語の10言語。特に、PDF形式の冊子を各言語に翻訳し、誰もが必要な情報にアクセスしやすいようにします。
音声機能と視認性の向上
さらに、アプリでは音声読み上げ機能も搭載しており、利用者が選択した部分を自動で読み上げてくれます。この読み上げは選択した言語で行われ、視覚的なサポートがしっかりと提供されます。ただし、ベトナム語の音声は現在対応していません。
ユーザビリティを高めるため、文字の拡大表示機能もあり、視覚に困難を抱える方にも優しい設計となっています。特に視認性と可読性の高いUD(ユニバーサルデザイン)フォントが使用されており、あらゆる方が読みやすく感じられることを目指しています。
プッシュ通知で情報を逃さない
また、アプリをダウンロードし、「マイコンテンツに追加」を行うと、コンテンツの更新があった際にプッシュ通知で知らせてくれます。これにより大事な情報を見逃すことなく、常に最新の情報を手に入れることができるのです。
誰もが安心して暮らせる街へ
門真市に住む外国人は約3355人(令和3年8月1日時点)。市の関係者は、新型コロナウイルスワクチン接種をきっかけに、外国人住民への情報発信の方法について真剣に考え、アプリの導入に至ったと言います。課長補佐の藤田勇貴氏は、「誰もが安心して暮らせるまちを実現するために、今後も防災マップなどにアプリを活用して広報活動をしていく」とコメントしました。
まとめ
このように、オンライン翻訳アプリ「広報かどま」は、情報発信をより効果的にするためのツールとして期待されています。とはいえ、このアプリは単なる情報配信の手段ではなく、多様性に配慮した市民サービスの一環として、多くの方々の生活に貢献するものでしょう。今後の活用が非常に楽しみです。
会社情報
- 会社名
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門真市
- 住所
- 大阪府門真市中町1-1
- 電話番号
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06-6902-1231