石垣島ユニバーサルビーチプロジェクト2025 in 南ぬ浜ビーチ
2025年6月28日、南ぬ浜ビーチにおいて、NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト(須磨UBP)が主催する特別なイベントが開催されます。このイベントの目的は、障がいがある方もない方も一緒に楽しめるビーチを創造することです。海のバリアフリー化を推進し、皆が安心して利用できる環境を整えるため、ビーチマットの設置と水陸両用の車イスを用いた体験会が行われます。
プロジェクトの背景と意義
須磨ユニバーサルビーチプロジェクトは、全国各地で広がりつつある「ユニバーサルビーチ」の取り組みの一環として、石垣島において3回目のイベントを迎えます。代表の木戸俊介氏は、「このプロジェクトを通じて、地方自治体と民間企業が協力し、地域社会の仲間が増えていくことを願っています。今年も石垣から全国にポジティブな波を届けていきましょう」と語ります。
石垣市の障がい福祉課もこのプロジェクトを支援しており、「全ての人々がこの美しい青い海を共に楽しむことができるよう、ぜひ多くの方に参加していただきたい」と呼びかけています。また、地元の石垣島カラフルの島内氏も「海はバリアフリーにできることをもっと広めたい」とコメントし、地域の特色を活かしながらビーチでの楽しい体験を提供することが重要であると強調しています。
イベントの詳細
開催概要
- - 名称: 石垣島ユニバーサルビーチプロジェクト2025 in 南ぬ浜ビーチ
- - 主催: NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト
- - 主管: 石垣市障がい福祉課
- - 日時: 2025年6月28日(土) 10:00〜15:00(雨天決行・荒天時は翌日)
- - 場所: 石垣島 南ぬ浜ビーチ
- - 参加人数: 8組程度(事前申込優先)
- - 参加費: 無料
対象
障がい者の方や、海に行く際にサポートが必要な方が主な対象です。参加希望者は下記のリンクから申し込みが可能です。
参加申し込みはこちら。
サポートと協力者
このプロジェクトには、様々な団体や企業が協力しています。ウィル訪問看護ステーション南ぬ島石垣や、八重山ライフセービングクラブ、八重山SUP協会など、地域の関連団体がサポートに携わっており、ファッションブランドのHELLY HANSENや企業のゴーヤカンパニーなども協力しています。
法人の取り組みと成果
須磨ユニバーサルビーチプロジェクトは、2017年に設立された法人で、障がいを持つ方やお年寄り、小さなお子さんが共に楽しめるユニバーサルデザインなビーチの普及に取り組んでいます。また、SDGs達成に向けた先進事例として教育教材に掲載されるなど、その成果が広く認められています。
受賞歴
- - 2023年度ブルーフラッグベストプラクティス賞(世界2位)
- - 観光庁ブルーフラッグ認証(2022年・2023年)
- - その他多数の賞を受賞しています。
このように、須磨ユニバーサルビーチプロジェクトは、障がい者とその家族、そして地域の人々が共に楽しめるビーチをつくるために日々努力を重ねています。そして、2025年の『石垣島ユニバーサルビーチプロジェクト』を通じて、より多くの方々が海やビーチの楽しさを体験できることを願っています。