住宅購入者の意識調査
2026-03-06 10:34:24

住宅購入者の意識調査結果に見る今後の不動産市場の動向

住宅購入に関する意識調査(第30回)結果発表



住宅市場は昨今の経済状況により、大きな影響を受けています。野村不動産ソリューションズ株式会社が実施した「住宅購入に関する意識調査アンケート(第30回)」の結果が、この市場の動向を如実に映し出しています。本調査は2026年1月26日から2月8日までの期間で行われ、926名の会員を対象に実施されました。

1. 不動産価格の見通し


調査結果では、不動産価格が上昇すると考える人が42.2%と過去最高を記録しました。この回答は、8回連続で高い割合を示しており、今後の不動産市場に対する期待感が強く表れています。特に、首都圏への人口集中や建設コストの上昇が要因として挙げられています。

上昇の理由


  • - 人口集中: 多くの人々が都市部に移住する傾向が続くため、需要が供給を上回ると考えられます。
  • - 建設コストの上昇: 新築物件の数量が減少している一方で、原材料や人件費の上昇が新築マンション市場を圧迫しています。

下落の理由


一方で、金利がこれから上昇すると考えている回答も多く、91%が「金利が上がると思う」と答えました。この金利の上昇が不動産価格に影響を及ぼす可能性が指摘されています。特に、一般のサラリーマンには手が届かないような価格帯になることで、需要が縮小するリスクも考慮されるべきです。

2. 売却時期の認識


不動産の「売り時」に関する意識調査では、77.7%が「売り時」または「どちらかと言えば売り時」と回答しました。この結果は不動産の売却を検討する動機となり、戦略的な売却が進むことが予想されます。

3. 住宅ローン金利の影響


今後の住宅ローン金利については、91%が金利が上がると考えており、これが住宅購入者の判断に大きく影響することが示唆されます。特に2026年度からの住宅ローン減税の優遇拡充や条件緩和に関して、61.3%が「住宅購入の判断に後押しされる」と回答しています。

4. 調査の背景と目的


「ノムコム」は不動産購入を検討している登録会員を対象に、年に2回、定期的に市況に関する意識を調査しています。これにより、不動産市場の動向を可視化し、会員が適切な判断をするための資料を提供しています。

結論


今回の調査結果は今後の不動産市場に対する期待感を示しつつも、金利の上昇が市場に与える影響にも警戒を呼びかけています。購入者にとっても、今後の不動産購入や資産運用について慎重に考える必要があるでしょう。住宅ローン減税の優遇拡充による後押しもあるため、政策的なサポートも見逃せない要素です。今後も市場動向に注目して、不動産市場での賢い選択をしていくことが重要です。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

会社情報

会社名
野村不動産ホールディングス株式会社
住所
東京都港区芝浦一丁目1番1号 BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S
電話番号
03-6381-7244

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。